年をとっちゃってね

16歳の時、長距離走が好きで1日3キロくらい走っても全然つらくなかった時期があった。
当時豊島園の近くに住んでいたのですが、桜台まで走るのは当然、すごく気持ちよかった。
先日、久しぶりに走ってみようと思ったら、すぐに疲れてしまった。
あー、年をとったんだなぁと思った。(ただの運動不足とも言う。)
という、話をする。
「何いってんの!若いのに」と優しいシニア層たちが言う。
「でもね、私も最近朝起きるのが早いのよ。年取ったな-ってたまーに感じるの。」と50代後半の方が言う。
「あはは、それ、年のせいよ」と鬼みたいに60代中旬の方が笑う。「マミコサンは若いからそんな事ないわよね」
実は最近、7時になると自然に目が覚めるなんてそんなことはいえない。「もー、眠くて眠くていつまででも眠れますヨォォォォォ」


多くの人は、自分が年をとることをわかっていながら受け入れていない。
「私、ずっと眠いと思っていたのよ。本当に朝が弱かったの。なのに、朝起きちゃうのよ」
「ああ、これが老化現象なのかなってたまに思うの」
これを聞いていつも思う。
「団塊世代は今までの老人と違う!」
大きく違うところもあるだろう。
違わないところもあるだろう。
どちらだけにも偏ってはいけない。
世代と年代、団塊世代に関しては世代ばかり取り上げられるけど、年代の特徴も忘れてはいけない。
しかし、最近、40代女性がまぶしいくらいに若く感じるのは、私の標準がずれてきている証拠なのでしょうか。