「自分の姿は鏡でしか認識できない。」という法則。

電車の中で女の子が化粧をしている。
自分の顔を見ながら、多分、角度を変えて自分にとって最高にかわいい顔を探している。
まつげをくるりんとさせながら、うっとりうっとり。
私は電車の中で化粧をしている女性が大嫌いである。
頭が固いといわれても、「時間がないんだよ」といわれても、すっぴんで勝負したまえ、君。と、声をかけたくなるようなおじさん頭なのである。あの、自分に酔っている顔を見るのが恥ずかしいのだ。
しかし、当の本人には「鏡でしか自分を認識できない。」だから、他人の目も気にしないし、自分をかわいいと思える。かわいいと思っている。そりゃそうだ。鏡の中で、自分の最高にかわいい顔を探しているのだから。
人間は鏡でしか自分を認識できない。これは真実である。


ようやく落ち着いたので、おじさん・おばさんアンケートを解析しています。
若者が「おじさん」だと思う項目、おじさんが「おじさん」だと思う項目にはおおきくずれがあります。(といっても、母数が少ないので、なんともいえませんが)
さらに、主観的な「おじさん」像と客観的な「おじさん像」にも大きなずれがあります。
つまり。
シニアは、鏡の中でしか、自分を認識できない。
ただし、鏡は真実を映すとは限らない。

鏡の自分はしみとか見えますけど、基本的にいい顔を探している。
つまり、自分以外の人は老けているけど、自分は若いまま。
シニアビジネスを志すものは、「客観的」にシニアを見すぎてはいけない!鏡に映っているシニアも含めてみないとシニアは寄ってこない!!!
昨日の話。うちの生徒さんたちが旅行に出かけた。
かなり興奮して皆さん遊びにくる。「楽しかった-!!!」
聞くと、かなり、面白い話をしている。ここでは書けないようなオトナワールドである。
でも、面白いのが他人の話をしているときは(陰口ではなく、ツッコミ)容赦なく突っ込むのに、自分とは違う世界だと思っている。話の内容が書けないのでぼかしてあるのが残念だが、
とにかく、自分の姿は鏡でしか認識できない。そのことをよぉく認識する必要がある。