先を想定するのは難しい
団塊世代のコミュニティー。特に男性、について考える。
生徒さん向けの新年会を来年開催します。
告知して10日、既に30人以上の方からお申込を頂いているのですが、この申し込みの仕方が定年退職後と退職前だと違うのではないかなぁ、という仮説。
よく、「男性のコミュニティは難しい」という話が出ますが、50歳代男性はコミュニティを既に会社の中に持っているので、別に頑張って作る必要はないのです。仕事があるから、自分の事も表現出来るし、「○○をしている××です」と言えば話は通じるし、共通点も見出せる。だから、お稽古事やNPOなどの仕事をする必要が無い。
色々な雑誌で「定年間際の人はこうすべし」みたいな特集が組まれていますけど、確かに読む人は多いですが実感は無い。「へー。」としか思えない。「定年後は地元の人と云々」と言われても、新妻の心得のようで、なるまで想像もつかない。いや、私は新妻の心得など読んだことは無いですが。
肩書きの無い世界を想像するのは難しい。
だから、「団塊世代のコミュニティー」が本格始動しはじめるのは、来年からなのかも知れない。
戦々恐々と、彼らに「従来のコミュニティ」の形を提示するのではなく、彼らが想像しやすいような、肩書きが無くても勝負できるような、そういう場所を提供するにはまだ色々なツールが足りないんだなぁと思う。