誰もがオジサンの話を聞いてくれない

いろいろなサイトを見ると、誰もがオジサンに対して言いたがって誰も、オジサンの話を聞こうとしない。
オジサンに然り。
オジサンは自分がしゃべることが精一杯で、横のオジサンの声を聞こうとしない。
本当はおじさんたちは心の中に不安を抱えているのに
「定年退職してから楽しまなくちゃいけないのだ!」と煽られると
自分の不安を心のうちに隠して、もしかしたら、不安を抱えているのは自分だけなのかもしれないと思いながら、煽られているのだ。で、隠している部分は当たり前だが人には見えない。時折愚痴る。でも、愚痴だから聞くのがしんどい(笑)


定年退職後はこうあるべきだとか、こういう生活を提案するとか、どうでもいい話を言われても正直、聞いてるほうも困っちゃうんだよね。ってところだろうか。
さらに厄介なのは、計画があまりお得意ではない年頃なので、年金とか、直前になるまで興味ない。今、そっち方面の勉強をしているのだが、これは知っておいたほうがいい。でも、直前になるまで勉強しない。遺言とか、困った時まで誰も手をつけない。(本当は手をつけたほうがいいのにねー。)私のお友達のオジサンも、まさかの遺産相続に泣かされた。
オジサンは言いたい事を言う。
オジサンの不安は誰も聞いてくれない。
そこにもシニアビジネスの溝があるんだと思う。
エンターテイメントは不安を理解した上にある。