団塊女性

団塊世代の本を読む。
「ニューファミリーと呼ばれた彼らはオイルショックで家庭に入ったものの、従来の世代とは違い自由を愛し、見にスカートの走りである」云々。
しかし、この層(要は23年生まれ前後)はうちの教室にも多いが、自由を愛し、とか、ラブアンドピースを肌で感じるかと言うと余りそうではない。そうな人もいるけども。
60歳代との決定的な違いは体力と時間であり、実は60歳代前半のほうがアメリカ志向が強かったりもする。
例えば、パソコンが自然にある年代は別に意識しなくてもパソコンがあるけど、無い層は無理にパソコンを使おうとうする、そんな感じだ。
で、団塊女性。
先日、さらりと「女性は家庭が物を言う」と書いてみたが、まさしくその通りだ。うん。(自分で納得)
家庭のタイプといえば


1)独身
2)子どもいない
3)女の子の親
4)混合の親
5)男の子の親
×
現在の子どもの年齢
でかなり替わってくる。
Oさんは23年生まれですが、子どもが30前、男の子の親。
Mさんは23年生まれ、子ども30過ぎ、女の子の親。
Yさんも23年生まれ、子ども高校生。
Oさん、同い年、子ども大学生、男の子。
Tさん、独身
Hさん、結婚しているけど子どもはいない。
Oさん、子ども2人。男の子、女の子。長女結婚している。次の子大学生。超美人。
多様化、と言えば何も考えなくてらくだから簡単だけど、
その友達は似ている。「ああ、男の子の母っぽいよね」「女の子のハハだよね」「うーん、独身だよね」
大体解る。
女性の場合、それらの本が正しいのであれば、オイルショックで家庭に入った人たちだ。
自由恋愛、同棲、そんな新しいことを経て、新しい家族の形態をとっている。
でも、それって、そうなの?と、本人達を見て思う。
多様化、と言う言葉で、逃げちゃっていいんだろうか?
本人ばかり見て,他の影響因子を見てない振りしてない?
人生60年近くなれば、自分だけでは生きられない。
ね。