勝手な線引き
団塊世代向け・シニア向け、というサービスやら商品やらウェブやらが多くなってきた。
団塊世代がシニア向けといっても見向きもしないし、団塊世代向けといっても「ヘン」と思うことは有名な話。
なんせ彼らは自分のことを周りより若いと思っているし
なんせ彼らは自分のことをまさかシニアだとは思っていないし
どちらかというと「俺たちチョイ÷」おっと誤変換、「チョイワル」と思っている。
私の中では「チョイワルって40歳代のことじゃないのかなあ」と私の周りの素敵40歳代を思い浮かべているのだけれども。40歳代は素敵ですねえ。人生の酸いも甘いも知りかけた感じがとてもナイスです。50歳代の酸いをしってイチヌケタ感じとはちょっと違います。あ、完璧主観ですみません。
その、団塊世代をはじめとするシニア層が自分のことをシニア層だと思っていないことは頭で解かっている。
しかし、どういう感じなのかなあとなんとなく漠然と共感できずにいたのですが。
ところで、そろそろミソジになります。ミソジオーバー者には「たかが1日じゃないか」「ウェルカムミソジワールド」といわれますが、可愛い中学生には「うっそーサンジュッサイ!!」「ぎゃー。30歳で結婚してないの?」「見た目よりおばちゃんー」と言われる年であります。私の中でも心の中ではたかが1日、たかが30年、しかし、なんとなくそこに線がある。越えざるを得ない、しかし、そこを越えたら戻れない何か。
そんな中、Yahoo!で「30歳をすぎてからの・・・」という特集を発見してしまいました。
一瞬「カチーン」ときました。
なんだその、おばさん扱いは。
なんだその、あんたは20歳ワールドには戻れないよ的な扱いは。
っていうか、絶対そのコンテンツコドモがつくったでしょ
ミソジ前後の複雑な気持ちなんてわかってないでしょ
っていうか、なんで30歳って分けるのよー。私はまだ20歳代の延長なのにー
と、むかむかした瞬間に団塊世代の気持ちに少し近づいた気がしました。
ああ、そういう気分なんだなと。
私はコドモに対しても人間扱いをする様に昔から心がけているのですが(そうしてくれる大人が好きだったから)小学生は自分をコドモではないと思っている。特に女の子は。男の子は謎です。なので、子ども扱いをされると怒る。解かってないなあ。自分は充分大人なのにと思っている。
団塊世代はまだ自分は若者のちょっととうが立った感じだと思っている。男女ともに。なので、なぜ自分がシニア扱いをされるのか解からない。理解できない。自分はまだ若者の延長線なのに。
なんか、シニアビジネスってそこのヘンがポイントなんじゃないかと思う。