言っている事、やっている事
心配なんかしてないんだから!と ツンデレは多少時代遅れの感もありますが、ツンしか持ち合わせていない森です。
ツンというより、槍に近いですね。もちろん、先っぽは猛毒ですが。
さて、言っている事とやっていることが違うのはよくあること。
私も度々あります。禁酒なんて宣言した3分後から・・・
さて、Iさん61歳女性。
パソコン歴1年。
ずっと自己流だったために、色々な機能が解らない。
仕事で必要になったために通い始めた。
私「では、チカチカ(カーソル)よりも後ろを消したいですよね?では?」
Iさん「デリート」
私「そうですね!」
と、IさんはBackspaceを思い切り押し出した。
私「あう。」
Iさん「あれ?」
私「うぎ」
Iさん「あああああああああああなんか、変なのが消えてる!」
変なの、消えてない。変なのの反対方向が消えてる。
こっちがバックスペース、こっちがデリート。どんなに言っても覚えられない。
覚えようとしないのではない。メモも取っている。
ただ、キーを押す時に、考えない。
明らかに、適当に押している。
「あたし、自己流だから、だから悪いのよね」
ちがう。自己流は悪くない。
ただ、その起きた行動を自己流のせいにするならば、自己流は浮かばれない。
自己流と言う隠れ蓑で、間違う理由を述べる。
間違いを克服しようとせずに、何かのせいにしているために、間違いは直らない。
そして、思ったものと違うものが、今日も消えていく。嗚呼。
「なんでだろう~」もう、テツandともも流行っていない。
とにかく、思っている事とやっていることが違う事がままある。これはパソコンの操作だけではないけども。
そして、それに対して、学習効果があるはずなのに、学習しないと言う意思が固い人もままいる。
サポートセンターは大変だと思う。
彼らは、目の前に見えているものをそのまま伝える事は多くないし、やっている事と言っている事が違う事もままある。だからマニュアルを作る時にはこれでもか!と間違えないようにつくるのであるが、難しいなあ。としみじみ思った。