「あのおやじ」
最近、お祭り騒ぎのようにごった返しています。
特に朝の時間帯は、おじさまによるオンパレード。
今日は平均年齢68歳近い時間帯でした。
そんな中で、「今度、定例の飲み会があるんだよ」と仰ったSさん。
「こういう連中で集まると、大体戦争の話だよ」
「そうそう、あとは遺産の話とかね」
「あるやつはいいよなー」
こんなかわいらしい会話を繰り広げております、わが教室でございます。
そんな、今日の話題の主であるSさん。
お若く見えるので、年齢を聞いたことがなかったのですが、戦争の話、ということで年齢を伺ったら77歳。
72歳くらいだと思ってたのですが・・・。
「今度の定例会、いつも3人で集まるんだけど
残りの二人なんて80歳の「じじい」だよ。やんなっちゃうよな。あの人たち、パソコンすら使えないんだよ」
・・・・今、なんとおっしゃいました?
「じじい」と。「じじい」とおっしゃいましたね?
「80過ぎたらじじいだろ」
「えーと、Sさんは・・・」
「おれはまだ70代」
・・・・。(大人って怖い)
人は、自分以外の人を「老けている」と認識する傾向があります。
また、自分は「年よりも若い」と、7割以上の人が思っています。
シニア・シルバーのマーケティングは、女子高生に対するそれと同じような感じだと思っています。
よく調査データでは「実年齢との差」というのがクローズアップされますが、その「実年齢との差」は何でもって測っているのか、その差分をどのように感じているのか、それがいったいどのようなものなのか、周りはどうなのか、どうおもっているのか、そのようなことをきちんと認識する必要がありますね。
ちなみに、私の大好きなAさんは81歳ですが、「じじい」なんてとんでもない、お兄様★です。