何故あなたはクリックできないの?
「おおロミオ、あなたは何故ロミオなの」
は、ロミオとジュリエットの有名な台詞。
「って言われてもねぇ、だって、ボク、ロミオだし。それって林檎はなぜ林檎なの?っていうのと同じ?」
と、つまらない返事を考えて、一人で笑っているとスタッフに変な目で見られる。
というのも、今、色々作業をしていて、シニア層がインターネットをしているときに良く出てくる発言をまとめていたのですが、
「ねえ、どうしてここはクリックできないの?」ということである、という意見が出た。
「んー、それって、リンクされてないからですよね」とスタッフが言う。
「そうそう、それをいっちゃぁお仕舞いよ」
「でも、それってロミオとジュリエットみたい」
「どうしてあなたはロミオなの?」
「だって、ロミオなんだもん。」
「そうそう、そういう感じ。」と、会議は関係ない方向へ・・・。(笑)
シニア層がウェブサイトを見ていると、良く寄せられる質問、「あなたはなぜクリックできないの?」
その後、彼らは数度その画像や文字をクリックして「クリックできないー」と戻ってしまう。
ロミオとジュリエットで言うならば、「アナタは何故ロミオなの?」「だってロミオなんだもん」「うっそー、ほんとー?やっだー、あんた、ホントにロミオじゃん!やんなっちゃう!」と帰ってしまうジュリエットのようなものだ。
クリックできそうな場所をクリックできること、例えばリストマークの部分であったり、ブランドイメージを形成する以外の意味を持つ画像であったり。それをきちんとクリックさせることで
「ロミオサマー」とめでたし(ではないけど)になるのである。
#余談ですが、ロミオとジュリエット効果とは、障害があるほど燃える、ということ。
しかし、深読みすると・・・ジュリエットは2階から下を見て怖いと思っていて、更にロミオは壁を登っているから、運動により心臓がバクバクしているはず。本当は、ロミオとジュリエットはつり橋効果なんじゃないかと(どきどきすることがお互いの恋心ではないかと間違ってしまう効果)大盛り上がりしてしまいました。