それは戻れない。
つい先日、三十路になったのですが、もう三十路飽きた!と叫ぶ今日この頃。
もう三十路は十分。20代に戻りたい。といっても、それは戻れない。
さて、シニア層を対象としたユーザーテストのリハーサルをシニア層にしていて
おお、こんなところを見ちゃう可能性もあるなら、こっちも用意しておかねばという書類とかを整えつつですね。
シニア層は戻るのがお好きである、というのは前も書いたと思いますが(ほかの方のようにマメに昔の記事をリンクすればいいのですが、ダメナコなので・・・すみません)、とある設定ページから前のページに戻るとき、ページ遷移の時点で戻るボタンを利用する。
ところが、その時、アラートが出た。(ちょっとゲーム風に読んでください。とはいえ、ゲームやったことがないのに。)
「これからいくページは暗号化云々。送信者に読み取られるかも」という内容だったと思うが、それを見た瞬間、勢いよく右上の×ボタンをクリックした!!(※アラートでると右上バッテンをクリックしてしまうのは初心者とシニア)
当然だが、戻らなかった!!!
「あら、このページ、戻るボタンがきかないのね。」
と、勝手に解釈した!!!
アラートは難しい。「読めばいいじゃん」はできる人の言葉。「だって書いてあるよ?考えなよ」というのもできるひとの言葉、
先日いらした生徒さんがうちのスタッフに「どうして先生は出てくるメッセージを理解できるんですか?」と聞いていらしたが、初心者・シニアはアラートが出てくるだけでも嫌なのに、はい、いいえだなんて選べない。
となると、右上の×を押す。
そういうことも前提に、ウェブは作っていく必要がありあそうだ。
以下余談
私も普段は「読めばいいじゃん」「考えればできるじゃん」と思ってしまうタイプなのではあるが、ふと考えて、世の中のモテる女の子はそれができないんじゃないかと思いついてしまった。
よく解らないから、誰かを頼る。それってものすごく人間関係にとって必要なのではないだろうか。
知り合いの女性たちが「よく解らないから旦那にやってもらう」「彼氏にやってもらう」というのを聞いて「そんなの説明書読みなよ。」と無駄なアドバイスをしている私がなんだか痛い年の瀬。むむむ。