シニア層は教養系にお金を払わない?
いつもはカンピューターで企画をしている私ですが、パソコン教室を運営しているのですから、コンピューターに頼ってみることにしました。
弊社では新宿区のパソコン講座を請け負っています。こちらは団体講習。
来季の提案に向けて、ちょいと数字遊び。
今のところ全体的な平均応募倍率1.13なので、全体的に見ればまあまあといえるだろう。
講座の内容を見る。
#弊社の本体のパソコン教室は個別指導であり、みなさん2、3年は通う。パソコンの習得だけではなく、学ぶ楽しさとか、忘れないためにとりあえず月々通っておく~という方も多い。もちろん、2ヶ月くらいでガツガツ学ぶ方もいる。(でないと教室から人が溢れる)
月々の平均新規顧客は18名前後、平均生徒数が130名くらいか。長く続ける人が多いので、趣味系をしている人が多い。講座内容も趣味系のものが多い。名刺を作ってる人、シールを作ってる人、自分史、家系図、塗り絵、みんな好きなことをしている。本当に、長く通ってくださって大感謝である。
集団授業の場合は単発である。長くて6回講座、短くて2回。
人気は短期集中である。
反対に人気がないのが、教養系?講座である。
今、手元のリストを見ると「地図入りチラシ」「名刺作成」「ネットショッピングを楽しもう」など、+αな感じの講座がダンゼン受けが悪い。が、新宿区としては、そういう講座を設けて新宿区民のITふれあいをアップして欲しいというのだから、悩みどころである。
ここで、ふとカンピューターが動く。
うちの生徒さんは「いること」に意義を感じている人もいるので、教養系や応用系、カレンダー作成などお楽しみ系の教材が出る。
しかし、単発講座で募集した場合には、教養系、お楽しみ系が人気がない。これは2年試してみて、そういう結果になった。やってみたいことに必ず、「カード作りたい」という意見が入るのに、である。インターネットをやった、ネットショッピングやってみたいのよね、と必ず言われるのに、ネットショッピング講座はいつも定員ギリギリだったりもする。
+αの教養講座にはシニア層はお金を払わない?
不景気とは余り関係ないシニア層だが、お金の使い方がなんとなく見えてきた。
人気のある教養講座を見ると、スキャナを使いこなそうなど、ハード面に頼っているものが多い。
多分、教養系のものは流れとしてやるならいいけど、特に明確な意思があって、やりたいとは思わないのだろう。
ああ、今、私は、どこかから講師を呼んで、GoogleEarthを使って世界情勢を学ぼうという講座を朝礼時のブレストにかけようとしていたが、これでは人が集まらないだろうなあ。。
だが、やりたい。どうしようねえ。他人がこういう事をいってきたら「やめておいたほうが無難だなあ」といえるが、なんせ、自分の会社だから、うーん、むずむず。やりたい。そうか、仮説を検証するためにやってみましょう!っていってみるのもいいか!