懐かしいは、どういう気持ち?

お教室で懐かしい話で盛り上がる。
人によっては、疎開中の話であったり
人によっては、昔の恋の話であったり
人によっては、行った場所、生まれた場所であったり。
共通項を見つけてはわいわい盛り上がる。
そりゃぁ60年も生きているのだから、共通項は多いのです。
盛り上げ方は、うちのコツがあるとして、盛り上がり出すと、1時間くらいその話になる。


なぜ人は懐かしいという言葉で盛り上がるのだろう。
若い子の懐かしいと、シニア・シルバー層の「懐かしい」はちょっと違う。(当たり前ですが)
若い子は、テレビの中でなつかしいを知り、
シニア・シルバー層はなつかしいを体感する。
なぜ、懐かしいが好きなんだろう?
懐かしいは、安心なのだ。
いつも、新しいものに追われている時代で
懐かしいは、唯一、焦らなくても良い存在なのだ。
ストレスフルな時代だからこそ、懐かしいが流行る。
懐かしいから、裏切らないし、考えなくてもいい。思うだけでいい。だから、懐かしいがうれしい。
共通の話題としても。
懐かしいって、癒しだったりもするんですよね。

コメント

  1. いなほ より:

    >懐かしいは、安心なのだ。
    この言葉、説得力ありますね。座布団2枚くらいあげたい!
    懐かしいことって不変だから、いつ懐かしいと思っても同じ気持ちよさを味わえるんですよね。そして、それが安心に繋がる。
    喜怒哀楽で分けると、「懐かしい」から感じる安心って2パターンあると思います。喜びパターンと楽しみパターンは「懐かしい」そのものに安心する。怒りパターンと哀しみパターンは懐かしいと思うことで「今」に安心する。

  2. モリマミコ より:

    >この言葉、説得力ありますね。座布団2枚くらいあげたい!
    おーい、山田君!
    懐かしいは、裏切らないですからね。過去のものだから。

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