実験中

私の仕事の何が楽しいかと言うと、自分が作った仮説を色々実験できることが何よりも楽しい。
例えば、私の仮説の
シニア層はこうすれば、きっと思わず電話してくるに違いない
というのを、広告を利用して色々実験している。
ずいぶん前に実験した ちょっと落語的、そのこころは商法(たとえてみるもの)は、たとえられたものが自分に結びつく事を考えなくてはいけないというオプションだったので、ヒット率が低かった。
今回の実験は大当たり。
今回の君の心にジャストミート ストレート商法(私は新庄か?)は大当たりだった。
GWだというのにバリバリ問い合わせの電話がある。実は、ココまでストレートだと反感を買うんじゃないかと一種の賭けだったのだ。次の号の広告、同様でいいですか?と業者さんに言われギリギリまで待ってしまうほど、ちょっとストレートな言葉だった。
でも、結果的には問い合わせが多い。


今回の仮説は
・やっぱり解りやすいほうが心が動きやすい
・本当の心に思っている事、本音&不満を聞きだして、そこを包むような事を言う
つまり、本音で勝った、というところだろうか。
もし、下手なリサーチで本音もどきで広告を打ったらいかにストレートでも心は動かされないだろう。
相手のツボを得る。
それは大掛かりなリサーチじゃなくても大丈夫。
ただ、どうしてそれを思っているのか、心の底でどんな事を思っているのかをにっこりと聞けばいいだけの話。
きちんと、本音探ってシニア層にアプローチしていますか?
ゴルフで言うならば、グリーン上にいるのにドライバーでボールを打とうとしていませんか?
まー、ドライバーで打ってもピッチングとおなじような役目にしかならないんですけどね。ハハハ。(涙)