安心する。

常々、年齢は比較してとるもんだと思っている。
昨日、21歳の青年が入会しまして
自分が、その人のことを自分よりオトナだと思っている事に気付く。
となると、私の中ではまだ自分自身は20歳なのだ。
その証拠、というわけではないが
私は月に1回ボランティアで母校の中学にパソコンを教えに行っているのですが(中学生可愛い)、教育実習生を見ると「大人だー」と思ってしまう。自分の方が年齢は上になってしまっていても。
多分、教育実習生も私をどこぞの子どもだろうと思っているだろう。(身長が低いので中学生の中にいると解らない)
で、何が「安心する。」のか。


シニア層といると、「あのおばちゃん」と人のことをよく言うのに気付く。
「あのおばちゃんがさ、邪魔だったから改札通れなくてさ」
「あのおじちゃんがおもしろい事言ってたよ」
「いやよね、おばちゃんパワーって」
で、そのおばちゃんをみて安心するのである。
「あ、まだ自分はおばちゃんじゃない」=若い。
パソコンの用語をいくら聞いても忘れちゃうときは、自分でも「おばちゃん」なんだろう
「年だからすぐに忘れちゃうのよ」「おばちゃんは覚えが悪くて」
記憶力に関しては老化を認めるが、それ以外は決して認めない。
「自分がおばちゃんではない」安心感は、
自分がおばちゃんと比較したときに起きる。
そして、先ほど私が「自分を20歳と思っている」状態と同じで
自分の年齢は、自分の眼を通した鏡では判別がつかないのである。