満足の反対は不満ではない。

寒くなりましたねー。
ところで、「生活には満足してますか」なんて、スパムみたいな事を言ってみるのですが、どうでしょ。「大満足でーす」という素敵な回答もあれば「超不満っ」という方もいる。
(このネタ2回目ですが、お許しを)
でも、「大して満足はしていないんだけど、変えるほどではないかな。いいところがあったら変えようか」というのは不満でもなく、満足でもない。それを「不満足」と定義する。
私の場合、一時期の美容院がそうだった。
超満足しているわけではない。でも、他に行くほどエネルギーもない(だって長く行っているし)
満足ではないが、不満ではない。それは、他にも行ってみたい、という好奇心もあり、探索するのが面倒だという心理障壁あり。新しい担当さんに、私の好み(朝が楽で・・・云々)を伝えるのが面倒くさい。でも、あそこの店のあれはちょっとね・・・・。ということがある。これが不満足。


ウェブの場合、文字の大きさなどは不満足になる。
「仕方ないのよね、だって、私が老眼なんだもん」
「あーやだやだ、このホームページ!!!!!!」というのも、ある。それは、字の大きさじゃなくて、字の細かさ。
文字がすっごい大きくても、行間が詰まっていたり、文字がたくさんある場合は「見たくもない」
あとは、内容がない場合。内容がないよう、なんて、ギャグを飛ばしている暇もなく(ギャグでもないが)「なんで、このーページが存在しているの?」となる。あとは、難しい言葉。
その見易さを補完するのが絵なのです。
絵が多いから満足をするのではなく、不満を抑えるために絵を活用する。少なくともアクセスしてくれた方が目をしばしばさせながら「なんか、よく解らなくて、やな感じ」という前に。
住友林業は、すごく凝ったつくりではないが、どどーんとリフォームの写真があり、解りやすい。それも動く。
三井のリフォームは、すごく凝った作りで、どどーんと動くが、「この人たちはなんなの?」「別に、人載せられてもね。頼む気にならないわよね」「なんか、この動きが嫌」「どうせ、頼んでもこういう人たちは来ないのよ。」
絵があればいいってモンじゃない。
絵があれば不満が抑えられますよ、なんてことは言いません。
その絵が、内容を的確に表しているときだけが、「よい絵」なのです。
にんじん100本(それも超高級にんじん)渡されて、「君と結婚したいんだ」というのと、
小さくてもネックレスとか、指輪とか渡されて「君と結婚したいんだ」というの、
どっちが伝わるかって話。(ちょっと極論。それもただのにんじん嫌い?)
意味が解らないから、不満が高まる。意味を伝えるのに一番 楽なのは絵だ。それは、言葉よりもプレゼントのほうが良いというように(私だけか・・・笑)