[できてるよ!!!]の難しさ

自らを美しいという場合の評価も非常に難しいが、シニア・シルバー層が「私はそれはできる」というときの評価ほど危ういものはない。例えば、それは私の運転と通じるものがある。私は運転はできる。だって免許だってゴールドだし、ゴールドだしゴールドだし(エコー)確かに、前にも進める。高速道路も運転できる。家の車庫から出せる。(しまえないけど)
それでも、私は運転ができる、という。運転が好きである。(動物占い狼だし)
運転をしながら大声で歌うのも好きである。ああ、私は運転が好きだ。
それと同じ、といったら命の重さも出てくるかもしれませんが、私は運転はできるし好きですが、今までの同乗者の素晴らしいアドバイスにより、できる限り乗らないようにしている。(「運転が下手だから、乗らないほうが良いよ」)
と、こういう話をシニア層ができるできる解る解る知ってる知ってるというたびに思い出すのである。嗚呼。
今、いろいろあって、当社の評価項目をよりシニア層が使いやすいようにカイゼンするために色々考えているのだが。


「ああ、この人はこれが難しかった。このリストマークが原因だ」と思うわけである。
しかし、Uさん、「私には簡単だったけど」という意見が出る。
彼女にとっては簡単だが、彼女はタスクを達成していない。
「あら、だって、こんな感じでいつも大丈夫よ」って、その根拠のない大丈夫という言葉はどこから出てくるんだか・・・。
I CAN。なのである。「私はできる」
「もしかしたら今回は買えないけど、調べられないけど、でも、多分、他のホームページなら大丈夫」(そもそも他のサイトの意味?)
「今日のこの大型車はだめだけど小型車なら多分縦列駐車なんて問題ないかも」だろう。確かに問題ない気がする。問題ない問題ない、あ、Uさんの気持ちがわかった!そして、私の事を友人がどう見てるかも解ってしまった・・・。
ということで、口頭ベースと操作ベース双方の視点からどう切り出していくか。
そこに日夜頭を抱えているのである。どう評価するか。タスクは達成できないがこのサイト好きよ、また見たい、使いたい、という方々の意見をどう取り入れるか。(シニア女性は意外と多い。)悩みどころなのである。