ひと手間の面倒
弊社は28日までですが、
本年も大変お世話になりました。
新年の業務は5日からになりますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
お客様のスーパーハッピーのために
それを支える企業様をガンガン応援してまいります。
また、皆様のお役にたてるように
情報もどんどん発信してまいります。
さて、買いやすさ調査レビュー。
今日の議題は、「ひと手間の面倒」
年末の大掃除をしている時に
一気に棚の上を片づけてしまおう、と思う。
ところが、背の低い私には、脚立がないと棚の上に手が届かない。
しかし、脚立を持ってくるのが面倒だ。
決して、脚立は遠くにあるわけじゃなくて、近くにあるにもかかわらず、まー、あとでいいかなー、となり、今、そこを掃除するのを忘れていたことを思い出した。
たいした手間ではない、少しの手間だ。
だが、その少しの手間が面倒くさい。
組織のセキュリティを管理している方が
ドアの前に目隠しがあるだけで
セキュリティって高くなるんだよーっと教えてくれたことがあった。
カーテンみたいなのでいい
どけなくちゃ入れない、と思うその気持ちが
入るのを少し躊躇させるということだ。
ECサイトも同じで
クリックすれば確認できるけども
クリックするのが面倒くさい。
たとえば送料、たとえば在庫。
某サイトでは、在庫をクリックして確認しなくてはいけないのだが
「なんとなく面倒」という一言で
誰もクリックせず、
そして、在庫がないことを買い物かごで気づいて
「えええええっなんでー」と不満を漏らしていらした。
設計者としては
クリックすりゃ解るやん、ただぽちっとすりゃええだけやんと
思っていらっしゃるんだと思うのだが
ユーザーとしては、そのちょっとが、超めんどくさい。
口に出して面倒くさい、とは言わない。
ただ、なんとなく、クリックしないのだ。
クリックしたら欲しい情報は出てきそうだけども
まいっかー。みたいな。
たぶん、クリックしなくても大丈夫でしょー
みたいな。
それを不注意とユーザーを責めるか
ユーザーがどこを面倒くさいと感じているのかを調べ、
買いやすいように設計しなおすか
2012年は、買いやすさ、がもっともっとホットになるのではないかと思っています。