「人間が機械に合わせる」

友人のBlogでいい言葉発見。

人間が機械に合わせて動かなければならないのはとても苦痛です。

デザイナーさんもシステムやさんも「出来る事が当たり前」
だから、「何でできないのか解からない」し、「できないのは努力が足りないか、知性が足りないか、もしくは機会音痴だからだ」
で、結局
「シニアってパソコン使えないっすー。それってしかたないっすー」と切ってしまう。
インターネットを難しいと思わないことってそんなにすばらしい事ですか?
インターネットが出来る事が、人間性を決めるのですか?
と、問いたい。


確かに、ネットはあれば便利。
ワクワクワールドも広がると思うが、
システム業界にありがちな「使って当たり前」的な「使えないやつが悪い」的な、そういうのって、なんかやなかんじー。なんです。
「人間が機械に合わせている」その苦痛さ加減を
システム業界の人たちは、きちんと自分の責任として認識するべきであると思うし
使えないことが前提なものがあってもよいと思う。
「老」を排除するのは簡単。
「老」という言葉で片付けちゃうのはラクチンでよい。
でも、いつか、自分が排除される事も、絶対に忘れちゃいけない。
変えたほうがいいことも沢山あるし、変わっていくのが世の中だけど
それが、前の人たちを当たり前のように合わせさせることが前提である、自分たちだけの世の中じゃないってことは、そろそろ気付いたほうがいい。
シニアビジネスを始めて、つくづく考えさせられたことなので。

コメント

  1. いなほ より:

    この記事を見て、私が通った大学の推薦試験の準備をしていた頃を思い出しました。
    推薦試験だから面接があるわけで、「自分のやりたいことって何だろう?」と考えていて、たしか「ITで世の中を便利にしたい」って感じだったと思うんですが、
    「…でも、あまりにITが発展しすぎると、人間とITの主従が入れ替わっちゃうかも。。そうなったら怖いなぁ。」
    って、ふと思ったんです。
    今、まさに世の中がそういう状態に陥ってきているのかもしれませんね。

  2. いなほな歩 より:

    「仕様ですから…」で逃げるな

    ↓のブログ記事を見て、ああなるほどなと思った。
    「人間が機械に合わせる」
    ITに精通していればいるほど、「ん?」と首をかしげそうになる手前で、
    「ああ…

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