選ぶ時間は楽しくて、迷う時間はストレス。

10月 18, 2017

仕事中にちょっとした息抜きと称して、ネットで買い物をする。
そういえば、あれ欲しかったなー、という商品を探す。
お店に入ってから色々選ぶのはとても楽しい。
お店を比べるのもとても楽しい。
こっちの商品とあっちの商品、どちらにしようか。
型番商品の時は値段重視だが、夢ある商品は本当に色々悩む。
うろうろしていると、
掘り出し物が見つかったりもする。
お、こんな商品あるんだ。おもろい。
すぐにわき道にそれてしまう。
そして、ウキウキしながら「これを買う!」と決める。
「これを、この店で買う。」食材なんか、特にそんな感じだ。
買い物を決める!と言う時に、
色違い、サイズ違いでえらい悩む。
商品の微妙な違い、グラム数の違い、訳が解らなくなる。
それはどのように届くのか、
冷蔵なら、家に居なくちゃいけないし(ナマモノなら特に)
ポスト投函になるのか、
どの位で発送されるのか
保存期間はどのくらいなのか、
冷蔵庫に入るのか(どのくらいの大きさなの?)
それは消費できる量なのか。
先日組み立て式本棚を買った時にも
サイズを決めた後で
この商品に合うネジ?はどれなのか
これは側板などと考えている内に大混乱が始まる。
もう買うと決めて心ときめいて
それが家にある姿をワクワクしながら思っているのに
最後の最後で、決め方が解らない。
楽しみながらウェブを閲覧するのと
迷って、どれを買えばいいのか悩んでいる時の閲覧の仕方は違う。
昨日も、とあるお店で、超絶美味しいと言うカレーを買おうとして、
とってもウキウキしていたのに
それがどういう形態で来るのか全く解らず
しばし、頭を抱えた。
それは、長期保存できるのか、個装なのか、一度解凍したら一気に食べなくてはいけないのか、(解凍→冷凍はよろしくないことは知っている)
もう一品頼んでおり、それを賞味期限中に食べられるのか。(それでなくても私は小食なのに)
400gとはどのくらいの大きさなのか、小さいのか、大きいのか、
あまりにも悩みすぎて
思わず「また今度にしよう」と思った位だ。
また今度にしようと思わずに頑張って買った理由は
今買えばおまけがつく(私はそのおまけを食べてみたかった)からだ。
その期間がもうすぐ終わるから。
そんなセコイ理由だけが私を動かすモチベーションだった。
もし、それがなければ、
私は買わなかっただろう。
「また今度にしよう。今日は時間がない」
使いやすさ、というのは、迷うストレスからの解放である。
選ぶ楽しさは最高。
最後の最後で迷うストレスは、後回しにされる。
迷うストレスポイントは、サイズ違いの商品や同梱商品、買い物かごなどいろいろなモノが挙げられる。
しかし、多くのECサイトは選ぶ楽しさを演出し、迷うストレスは計算外だ。
是非、迷うストレスポイントをつぶしてほしい。
そうすれば、多くの人がショッピングを楽しんだ後にスムーズに買うことができるから。
迷うストレス、言わば、お店に行ってほしいものを探したのにレジに並ぶ列が超絶長かったり、一緒に買おうとしたものが1キロ先にある売り場にあると知ったときに「あ、めんどくさ、今度にしよ」に似てる。
そのために、「使いやすさ」という言葉があるんだと、昨日、カレーを買いながら思った。
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