都合の悪いことは無視しよう

君子危きに寄らず
という言葉がある。
「なぜわざわざ疲れるところを見なくちゃいけないのだ。」
見ていると疲れるサイトはあまり見ない。
今回の調査で、ほとんどの人が夜にウェブを見ていることが判明している。
夜に見ると言うことは、かなり目が疲れていると言うことだ。
そんななかで、低コントラストの文字や見づらいものは、得てして「見ない」という選択肢を選ぶ。
「まーいいや、見ようと思ったらまた見れるんだもの。インターネットだから。つなぎ放題だし」


知人のデザイナーと、呑みながらデザインの話をしていたときに「大きな文字ってださいじゃん!」といわれてしまった。
でも、小さい文字ってみづらいじゃない?と反論すると
「デザイン的にイケテナイからダメ」なのだそうだ。
1日中パソコンとにらめっこをしている私は最近目がかすんできた。(若いのに)
小さい文字だと全く見えないのだ。老眼ってこんな感じなのだろうか。
皆さん、めがねを変えてインターネットを見ると仰っていた。
そんな中で、小さい文字とか、見づらい背景は目がちかちかして「見る気を失っちゃうのよね。気合入れないと見ないわよ」
目の疲れている人はどんどん増えているし、高齢者もどんどん増えている。
癒し系の本などがあふれている現在で、夜、疲れてウェブを見ているときに、見るのがしんどいサイトは、見ることができない。
「若いうちは解らないだろうけど」と、Tさんが言う
「疲れちゃうのよ。見ていると。老眼かけなくちゃみえないというのも嫌だしね。かけなくちゃ見えないからかけるけど、疲れるのよね」
若いうちには解らない、「見えない」つらさ。それは、現在近視の私の見えなさとも違うんだと思う。思う、というのは、自分には解らないから思うしかない。
でも、実際自分が50,60歳で老眼になった時に同じことを言うだろうなと思う。
見えないつらさを軽減するための画像。
読むか読まないかの判断としての画像なのだ。
ということで、トラックバックさせていただきます。

冒頭の高齢時代はもはや避けて通れない課題である。見易くわかりやすいサイトは、別に高齢者だけではなく、そろそろ老眼が入ってきた人や初心者向けには絶対必要なことであろう。

まさしく、同意、でございます。
#しかし、弊社の名刺の文字は小さいです。これは、シニアの方々にはあげないと決めているからなのです。
お教室用の名刺は文字が大きいですが、これはビジネスでは使えない・・・・。シニアの人たち以外の対応はどうしても「文字は小さく」「文字は薄く」となってしまいますねー。
シニアの方々向けのサイトは文字も大きく画像も多いのですけどね。「見やすいよー」と評判ですが、まだ外に出していないのでサイトアドレス掲載はご容赦下さい。
#個人的な旅行用のサイトの文字も大きく、メリハリをつけてますが、これはすっごい長いにもかかわらずみなさん読んでくださいました。(あまりにも長すぎて印刷してくださっているようですが。感想メールをたくさんいただいて「印刷しましたー」という声多数。ああ、恥ずかしい。)
画像は少ししかないのですが、文字のメリハリで読んでくださっている。いろいろ実験させていただいております。みなさまには感謝です。