初心者とプロの温度差
初心者の方の思考回路が作り手の思考回路と
いちじるしくはなれている感じ。
というメールをいただいた。インターネットを初心者に見せているときに思った感想だそうだ。
わかる人には「わからない人はどうしてわからないのか」解らない。
わからない人には「わかっている人は何を言っているのか」解らない。
初心者と作り手の間には、男女並に深い溝があるのかもしれません。(笑)
教える、という職業は、「わからない人の気持ちが解らないよー」などとは言っていられませんから、日々、「どうやったら伝わるんだろうか」ということを研究しているわけです。
この仕事をして4年たちますが、いまだに新鮮に驚くことがあります。
「なるほどー!こういう思考だったか!!!」
始めた当初は、「ええええええええええ!ここでこういう反応をするか!」と毎日が新鮮だったのですが、今ではかなりの行動を推測できるようになりました。
だがしかし!
それでも気を抜くと、「使い手の立場」を忘れてしまうのです。
団塊世代のニーズ、シニアマーケット、日々、毎日そんな話に囲まれていますが、
実際は、なんだか、恋愛教本を読んでいる人たちが話し合っているように見えないこともないです。
そりゃ、マニュアルどおりに恋愛してもうまくいかないのと一緒で(いや、そんなこともないですかね。経験不足ですみません。)団塊世代といっても、一括りにはできないわけですから、(女子大生、といってもいろいろなタイプがあるように)どういう人たちをターゲットにするか、というのをきちんと把握するべきかと思いますね。
あと、現場と社内の温度差もありますよね。
男女も、現場と社内も、使い手と作り手も、対立すべきものじゃぁないです。