解っている、の基準は自分。

10月 18, 2017

マイクロソフトの「楽楽パソコン」というサイトがオープン。
ぱっと見た目は「あれ?パソコン入門なのに30歳代対象?」という感じが否めない。
小さなところで気遣いがあるが、その気遣いが細部まで届いていない。
私も昔、アメリカ人の多い会社で働いておりまして、会議も英語であったりしたんですけど、自分が英語が得意ではなくても、いつの間にか単語が英語なんですよね。このくらい解るだろうと。
解る・解らないのレベルはあたりまえですが、自分でしかない。
だから、人と話していて「この言葉は日常用語ではないの?」と思うことが多々あった。


私がその会社から今の仕事に移ったとき
驚いたのは「こんなところが解らないんだ!!!」という新鮮な驚き。
私がアメリカ人に向かって「英語ばっかりでわからないよ」と毒づいていた(笑)のに、いつの間にかその世界になれていた。
今の仕事でも「シニア層についての情報はこのくらい当たり前だろう」と思いながら外で打ち合わせをすると「わーお、この時点で違いが発生しているのか!新鮮だ!」と思うことがしょっちゅう。
#その割には、シニア向けのお店開いている人とはほぼ同じ会話ができる。それは多分、シニアビジネスを感じているからだと思いますけど。
生の声を聞く機会がないなら
生の声を聞く努力を
自分の基準がすべての基準じゃないと思いながら
まずは体で感じること。それがすべてだと思う。
でも、前述のサイト、多分30~40歳サラリーマン向けなんだと思う。見れば見るほど。
明らかにシニア向けではないもの。
パソコンができない=シニア。というのも偏見ですね。
すみません。