買わない?買えない?
1月より1か月に1回、使いやすさ比較をすることになったのですが、それは実は、当社の生徒さんのための講習会を兼ねている。(なんて、「使いやすい」仕事なんでしょう(笑))
基本的に弊社がプレスリリースを打たない調査結果は、このように、生徒さんの皆さんと持ちつ持たれつで進んでいる。(なので、調査法もざっくりです。プレゼンなどにご流用なされないようお気を付け下さい。きちんとしたデータについてはお気軽にお問い合わせください。次の講習会のネタにします。)
さて、次回の(というと、必ずサザエさんが頭に浮かぶのですが)講習会は来週頭、とある、ショッピングサイト比較である。今日、教室内のチラシに反応した仲良し生徒さん達が「ねえねえ、何やるの?」と質問していらした。
「たとえば、同じものとか、価格比較できるんですよ♪」と話すと「えー、受けたい~!」
「たとえば、私、今、掃除機が無性に欲しいんですけど、同じものでも全然値段が違うんですよ!」という話をしたところ、「でもマミコさん、私は安いよりは、アフターケアがしっかりしていると言う事が簡単に知りたいのよ」とT女史(64歳)がおっしゃった。
「私は、価格よりも支払方法が怖くてね。」とK女史(71歳)が仰る。
「安くて早いのがいいわよね」とN女子(68歳)が仰る。
へぇ、といろいろと突っ込んで聞く。みんな、買いたいのに、欲しい情報が手に入らないから買わない。欲しい情報が若者視点なのか、それとも、ユーザー視点じゃないのか、もしくは、使いにくい、探しにくいウェブサイトだからなのか、シニア層はインターネットでは「買わない」、いや、「買えない」。
欲しい情報さえあれば、きちんと伝われば、買うのに。
そう言えば、午前中はC女史(81歳)がアマゾンで購入が出来ないとぶつぶつ仰っていた。
レアものが欲しいらしく、マーケットプレイスで購入しようとしているらしいのだが、会員番号とか、なんとか番号とか、難しくて買えないらしい。結局その質問をしに当校にいらしていたのだが。
本当は、インターネットで買いたいんだなあと思う。
「買いたいわよ~。だって、体が動かなくなってきた時、インターネットで買えたら嬉しいじゃない。」とK女史が言う。
「遠くまでもの探しに行くのが面倒なのよ」とC女史が言う。「だったら、ネットで買えるなら買いたいじゃない?だから、マミコさん、手伝ってよ。だって、私、ワクワクよ?」←私はこの言葉を言われると弱い。
そういえば、I女史(76歳)も言っていた。「動かなくなる前に、早くインターネットショッピングをマスターしたいのよ!」
買いたい人が、買えるシステム。
そういうののお手伝いをしていきたいなあとつくづく思うのでした。
ということで、来週末には、「某サイトと某サイトの使いやすさ比較!どっちに軍配が上がるの!?」をお届けできるかと思います。