男性の居場所

10月 18, 2017

おととい書いて間違えて消してしまった「夫婦は一緒じゃなくちゃいけないの?」という記事。
日の目を浴びることなく(涙)もう一度書く余裕もなく(あまりBlogばかり書いていると「暇人なのか」といわれてしまう。)
それは、「なぜ、シニアビジネスというと夫婦一緒なんだろう?」という疑問から生まれた。
今、75歳以上くらいの方だと「お父さんがいくところに一緒に行く」という女性は多いが、現在の団塊世代は「夫婦仲良く」というよりも「元気な妻についていく夫」という感じだ。がんばれ!夫!
しかし、シニアビジネス!とイニシアチブをとる人は大体男性、というのが面白いんですけど。
で、本日こんな記事を発見。
定年迎える団塊世代の亭主、癒やしの“隠れ家”ありますか


結局隠れ家も、寂しがり屋の男性には向かない。
私が出張に行くと、なぜかシニアが多いのだが(多分、シニアが目に付く)、とにかく群れている気がする。
おじさん・おばさんアンケートで、「おばさんは群れる!」というが、女性は「群れて騒がしい」から目立つだけで、男性だっていつも群れている。というか、人間だもの。
となると、定年後の男性は未知の世界です。
やってみたいことはあるけども、できるかな、できるかな、と不安。
当校でも、新人さんには「定年直後の男性は、なかなか聞けないし、意思表示もうまくできないから、ちょこちょこ声をかけるように」と指令します。
自分の身の振り方が難しい。
さらにさらに、面白いのが、団塊世代向けに、というのに、若者・おばさまが活用している。
お金を使う人が、物言う人とは限らないし、物言う人がターゲットとは限らない。
こういうサービスが欲しいんだよ!と声高く意見してきた人が、買ってくれる人とは限らない。母数の問題もある。
そのターゲットを、当たり前ですが、見間違えてはいけない。
しかし、今まで、たくさんのご夫婦を見てきました。「いいなぁ」と思う夫婦、「ああああ、こういうだんなはもらいたくない」というご夫婦。60歳、70歳になったとき、素敵な夫婦でいられるか。「よーくかんがえよ、結婚は大事だよ」と思わず唄ってしまう今日この頃。