50歳代女性

50歳代女性と、シニアビジネスの話をする。
団塊の世代よりも一寸下ではあるので、後発団塊世代、とも言うのでしょうか。
明らかに、他人のことを話しているな、と思う瞬間がある。
昨日までお教室は地獄の沙汰、とでもいいましょうか、お昼ご飯を食べるのが17時過ぎてしまうほど混み合っておりました。そう、年賀状シーズンです。
「ご利用は計画的に」という言葉が度々飛び出す毎日です。(そのため、ブログを更新するほど元気がありませんでした。本当に「生気が吸われる」と思います)
そんな中、「年内に仕上げたいの」と4年付き合いのあるAさんからご指名が。
長い付き合いでは断ることもできず、喧騒の中Aさんの仕事をひたすら手伝う。
シニアビジネスも一緒に考えよう、という仲なので、仕事をしながら雑談に。


するとそこに入ってきた年齢58歳くらいのお姉さま。
まだようやく入力ができる段階なのに「私は、右の人みたいなチラシが作りたい、きー!」とお叫びになられた。
すると、53歳のAさん、「たぶん、あの人私と大きく年は変わらないわよ」と私に耳打ちする。
「でも、ああいうのを見るとオバサン!!!って思うわね。」
仲良しのHさん(57歳)も「若い」人である。
「わたしさ、じじーって嫌いなのよね!マミコさんと遊んでいるほうが楽しいわよ」
50歳女性、男性向けのビジネスが流行っている。
しかし、たぶん、対象になる所謂「アクティブシニア」は、40代のお兄様と大して変わらないのですよ。
だから、どうしても「シニア向けサービス」がおじいちゃん、おばあちゃんしか寄ってこないってワケ。
だって、先ほど言っていた二人も、「シニア向けビジネス」といった瞬間自分は完全に省いて考えていますもの!!いつだって、私はこの二人とシニアビジネスの話をしながら、「私の中ではあなたもその市場の中に入るんだけどなぁ」と思いながら話しているんですもの。
定年ユートピアを夢見る声の大きい団塊男性の声ばかり拾い上げて、それを団塊世代の声にしていませんか?
#この時期は1年に1回しか会わない人が続出するのですが(年賀状のためだけに戻ってくる)老けた人、若返った人それぞれですね。ああ、心は若くいたいものです。
#ちなみに、40歳代のお兄様方が私に「お兄様」と呼ばれることについて「どうせ誰にでもそうやって言っているんだろう」不信感があるという表明をいくつか頂きましたが、本当に若いと思っていないと「お兄様」なんて言いませんことよ♪うちのスタッフは60歳代まで年齢を聞いて「若い!」と素直に言えないと1人前ではないのですが(笑)