「これなら簡単ね」
昨日は忙しいうちのスタッフ(多謝!)に変わって私がインターネットの団体講習講師をしてみた。
そう、1週間に1回、団体講習をしているのである。
わきあいあいとインターネットを見ながら、その場のノリで見るものを変える、という計画性の無い「お遊び講座」である。
IさんとTさんはお二人とも70歳を超えている。女性である。
「インターネットで何をどうやってみればいいのか解らない」と、ノートを用意しての参加である。
そのお二人が「ああ、これって面白いし、簡単ね」と回答したウェブサイトがあった。
それは、はとバス。
解りにくいところはいくつかある。
・代金が直ぐにわからないこと
・空席状況の文字が潰れて見えないこと(このような文字を「潰れている」と表現する)
・カレンダーのページは解りやすいけど●をクリックすれば出てくる、という直感操作が出来ないこと
・次の月、などの文字がクリックできることがわかりにくいこと
だが、何が素晴らしいかって、直ぐに電話番号があることだ。
商品詳細ページに電話番号があるページは結構ある。
しかし、申し込みページに電話番号があるところは少ない。
「やっぱりインターネットで申し込むのってねー」
と、「申し込み」のボタンを躊躇することが多いのだが、「いやならこっちにかけてもいいよー!」と言わんばかりの大きな、はっきりとした電話番号。
「なんだ、簡単よ。決めてからココに電話すればいいのよ!」とはしゃぐTさん。
「はとバスって沢山種類があるのね。なんだか、楽しくなってきた」
と、TさんとIさんで盛り上がる。
そういう、ウェブサイトって、盛り上がった時に「パソコン使えない人は申し込む資格なし!!!」というウェブサイトより多少使い勝手が悪くても、本当に楽しい気がする。二人のおおはしゃぎを見ていてそう思った。
#ちなみに、旅行は誰と行くか、と言う話で盛り上がる二人
「だんなとは行きたくない。気を遣うから」と断固宣言をするIさん。
「だいたいね、美術館に行ってもだんなは自分の行きたいところだけ、私はいつだって気を遣わなくちゃいけないの。この間テレビを見ていたら夫婦で旅行行くののメリットは気が楽、デメリットはだんなが我侭っていうのをテレビでやっていたわよ。つまり、メリットはだんなにとってのメリットであってツマとしてはデメリットばかりなのよ」と力説されていた。それを横で「マミコセンセは独身なんだから、そういう夢を壊しちゃダメよ」と諌めるTさん。なんだかなー。。。。