おじいちゃんとおばあちゃん

って、呼ばないで!
昔々の話。
妹がカレシを私の前に連れてきた。
そして、彼は私に向かって「お姉さん」といった。
その瞬間、星一徹の父のごとく、「君に、お姉さんと、呼ばれる、筋合いはない!!」
と、言ってしまった。そんな感じ。
ちゃぶ台は生憎なかったから、ひっくり返せなかったけど。
(なんて心の狭い私。年頃の娘を持つお父さんなら解る?)
よく、当社を見にいらっしゃる方や、お仕事の話をしにいらっしゃる方が「おじーちゃん、おばーちゃん」と仰います。
世の中の若い人は60歳を過ぎた辺りから「おじいちゃん、おばあちゃん」って呼ばなくちゃ!って思っているのかしら?
それこそ。
「私は、あなたのおばあちゃんになったつもりはありませんっ」って感じなのだ!
(あ、もちろん、話の流れで「おじいちゃん、おばあちゃん」って呼ばなくちゃいけないこともある)


おじいちゃん、おばあちゃん、という意識を、もういい加減捨ててもいいのではないかと思う。
自分の両親は世間から「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれる年になっているのに
「イヤ、未だうちは若いから。」と仰る。
みんな、若いんですよー。
若いのになぁ。
多分、その気分って
私が中学生に「おばさん!」って言われているのと似ているような気がしますね。
解っているけど、殺気がたつ感じ(笑)