シニアマーケット

シニアは、本当に
「元気」で「好奇心」があり、「ゆとりの時間と資産」を持っている。

のだろうか?
なぜ、シニア層の要望と、企業の提供したサービス・モノには不協和音が起こるのだろうか?


シニアしかいないところにシニアは集まりにくい。(旅行は別)
シニア向けレストラン、とやってしまうと、シニアに対する定義があいまいなため、妙に自分より年上の人を創造し来なくなる。
反対に、若者が来るちょっとこじゃれたレストランで、シニア層も問題ない。というのであればシニア層が集まる。
昨日のお店がそうだった。
好奇心はあるが、自ら作り出すことは難しい。
団塊世代はゆとりの時間も資産も多くない。
なのに、「ゆとりの時間と資産」を持っている
と表現される。
毎月1000人程度のシニア層を見ている私としては、企業の人が「アクティブシニアマーケット」という言葉を利用しているときにいつも浮かぶ顔は65歳~70歳の人だ。
しかし、よくよく話を詰めると皆団塊世代を狙っているという。
団塊世代はもっとハチャメチャなのだ。まだ、普通に現役なのだ。シニアという括りをして欲しくないのだ。
シニアマーケットを狙うのに、思い込みのシニア層で話を進めていないですか?