ふつー。
現在夏休み中です♪
夏休みを利用して溜まっている仕事を片付けているのと、やりたいことに手を付け始めています。
それは、定性的な観点から見たシニア層の分類と整理。
実はほぼ、内容は出来上がっているのですが
このパターンがどのシニア層に対して有効なのか、たとえば「素敵(はぁと)」と言って消費額が大きくなる人と「嘘だ!」と叫んで不信感を募らせてしまう人の違いはどこにあるのかなどなど。
男女の差は当たり前、現在800人近い名前リストの前で色々分類しているわけです。そして、75歳以上を一緒くたにしてしまったことについて非常に後悔している真っ最中ですが・・・。
50代前半の人は男女共にちょっと間隔が違いますし、やはり、年齢相応というのはある気がしてなりません。
そんな中、夏休みでもシニア層と多くあっているのですが・・・。
「もりちゃん、やっぱりシニア層はインターネットでものなんて買わないよ」ととあるシニア層が言う。
「僕は特別だよ、僕は慣れているし。でも、ふつーは買わないよ」
この言葉にいつも悩むのが彼自身はシニア層をどのように捉えているのか、そして、ふつーってなんだろう。
そして、ふつーのなかの自分は特別なのか?
私は恋愛ネタが好きである。一番盛り上がるし、無難だから。毎日天気の話をするのも飽きるし。
シニア層が言う。「ふつー、60歳になったら恋なんてしないわよ」
しかし、70歳が言う。「最後までときめいていたいじゃないねぇ。」
私は基本的に普通の人間だと自覚しているが、周りから見たらおかしなところがあるらしい。
しかし、自分の基本的理念に基づいて行動しているがゆえに、自分から見たら、自分のものさしの中で「ふつう」なのである。これは小学校のときからの基本理念。
多くの人が普通の物差しの中で暮らしている。
しかし、残念ながら「ふつう」のものさしの単位は人によって違う。
小学校のとき、「ごきげんよう」という挨拶をしていたのが普通だったのだが(校則)、中学校で転校したとき、ごきげんようと言っている人は誰一人としていなかった。今まで、それが「普通です」と教えられていたのに。
冒頭に出てきたシニア層は「普通のシニア層」という言葉をたまに言う。「まぁ、僕もシニア層ですが。」
シニア層という大雑把な年齢のくくりの中でそれぞれが特別になっているということは、シニア層という括りは分類のためだけのものさしであることが良く解る。
その「ふつー」は、誰にとってなのか、どのような層にとってなのか。
どこを中心に「ふつー」と思っている人を、狙うべきなのか。
シニアビジネス・シニアマーケットを考えている人は再考すべきなのである。
どこにも出かけずに家でPCに向かっている人は(笑)