シニア層と携帯電話

シニア層は、らくらくフォントか、ツーカーSだとお思いですか?
最近よく携帯電話の話が出てくる。
最近、再度携帯ブームだ。
以前は[もつ・もたない]話だったのが、最近は「なんかさー、パソコンよりケータイのほうがよくない?」
シニアビジネスをしている私としてはデスネ、やはり、「シニアは携帯は小さすぎて見えないんじゃないか」という仮説があり、その気持ちにのっとり私も携帯電話のメールは嫌い。(理由になってない!)私が携帯で書く文章はとても短くてそっけなくて、なんでこんな小さい画面で今時の若い人はメールを打つんだ・・・とぶつぶつ言っているのです。携帯にメールされてもわざわざパソコンで返すほど、ケータイは苦手。
で、シニア層を見て「ふふふ、仲間♪」と思っていたのに、最近裏切り者多発!!


「ほら、パソコンってパソコンの前に居なくちゃメールできないじゃない。でも、ケータイって直ぐ届くでしょ」と仰ったのは68歳のKさん。
「受け取るだけなんだけどね、パソコンより楽だよね。」というのは65歳のOさん。
「小さい画面で見づらくないですか?」と聞くと「老眼かけないとダメだけど、慣れちゃえばね。」
それを聞いていたMさん「私も携帯欲しいのよ、本当に通話とメールが出来れば十分よ。」
それを聞いていたHさん「僕も携帯新しいのが欲しいんですよ。やっぱりカメラがついているのが・・・。」
別の日にNさん「メールは向こうも見ていないかもしれないから電話しなくちゃだけど、携帯メールなら、電話に届くから電話しなくてもいいし」
嗚呼、ウラギリアン(裏切り者の事)続出・・・。
「私携帯苦手なんですよね」と、2年前に言っていた時には「仲間ね~♪」といわれていたのが、今となっては「若いのにねー!やっぱり、ご職業柄ご高齢の人が周りに居るからそうなっちゃうのかしら」
最近は本当にケータイのメールのやり取りが多いらしい。
前述のKさん。お友達のBさん(75歳)とケータイメールでやり取りしている。(私は二人共知っている)
なんだか、秘密の恋みたいだ。ワクワクする。
ケータイといえば、パーソナル電話。パソコンはパーソナル言えども、家族共有だったりもする。そして、誰かが使いたいといえば、家庭内弱肉強食で譲らざるを得なくなる。となると、パソコン権力の弱い奥様方は「だったらメールでいいもんね!」となる。男性はお店のお姉さんからメールをもらえる。これは私の知っている限り、ケータイメールで受け取っている人が多い。
パソコンは情報探索、ケータイはメール。だんだんシニアもそうなっている。
いつまでも「ケータイ苦手」とは言ってられない。(私もだ!)