2012年のシニアビジネス展望

10月 18, 2017

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとってワクワクな年になりますように。
さて、
2012年、シニア市場はどう変わっていくのでしょうか。
団塊世代の再雇用就職がピークだったのが2007年。
2012年「再」定年退職がはじまり、今年はシニア層の消費行動が大きく変わることが予測されます。

・シニア層の起業が増える

体力とノウハウのあるシニア層のプチ起業が増加することが予測されます

・ネットを使うシニア層が普通になる

これは、「車に乗る人が増える」位の軽さで考えてください。
デジタルシニアなどというと、いかにも駆使してます、というイメージになりますが、それは間違っています。
車マニアが増えて、車を使っていろいろなことができる…というより、車に乗れるようになった人が多いので、情報収集の方法が以前よりも広くなった、ということになります。
自ら情報の海に飛び込むにはネットは広すぎます。生活情報インフラとして、テレビ+新聞+雑誌+ネットになった位の期待値の低さでいきたいところです。
ただし、既知の情報をネットで探すことができますので、ウェブの見せ方はシニア対応が必要となります。

・新しい社会に足を踏み入れる

起業もそうですが、会社という枠組みがなくなると自ら努力しないと社会性をどんどん失っていくことになります。
そのため、新しい社会に足を踏み入れる努力をする機会が増えていきます。
このような状況を踏まえ、2012年、シニア向けに以下のようなサービスが人気が出ると予測しています。

・費用対時間がよいサービス

起業する方とはまた別に、のほほん組(週に2日くらい働いてあとは健康な限り遊びたい)も増加します。もちろん、お金は有限ですので、少ない費用で長く遊べるサービスが人気になります。

・継続できるサービス

ふっと趣味を持とうと考え、新しいおけいこを始めたが続かない、すぐに辞めてしまう、自分には合わないと感じた、など、継続のモチベーションが下がります。
シニア向けのサービスを始めるときにはこの「継続」していただくことが肝になります。
サービス提供者が継続をしていただくための仕掛けを作る必要があります。
継続する努力・工夫をシニア層に求めてはいけません。彼らはすぐにほかのサービスを選ぶことができます。星の数ほどサービスはありますからね。
継続をしていただくためには、難しすぎない、仲間外れ感がない、劣等感を感じない、成長を感じる、プチ成功体験を積むなどサービス提供者側が継続を意識したサービスを提供していく必要があります。団体で行うものであればいかに同質の人を集客するか、お互い仲良くしていただく仕組みを作るか…などですね。

・夢を持てるサービス

趣味と実益をリンクできるノウハウ系サービスの人気が出るでしょう。
これは比較的短期間×高額サービスとなるでしょう。

・他人とのかかわりを自然に作れるサービス

人は社会との関連、社会からの承認によって「楽しい」と感じる傾向があります。
そのサービスを利用することで、どのように承認される自分をイメージできるか、他人とのかかわりに希望が持てて、その希望を裏切らないサービスの人気が出ます。

・寂しさを埋めるサービス

加齢により体力が落ちていくと、心に隙間風が吹きます。
体力的なモノや、毎日決まって出ていく場所がない(出かけるのに理由が必要)になっていくと、なんとなく億劫になってしまい、寂しさを紛らわすのが下手になっていきます。
その寂しさを努力せずに埋められるサービスも2012年からどんどん必要とされていくでしょう。
今年は今までになく、、シニアビジネスが楽しくなるでしょう。
弊社では、子どもたちが、シニア層を見て「ああいう大人になりたいな」と思えるような大人生活を楽しめるサービスをどんどん手伝ってまいります!
市場拡大として、シニア層を考えている方、シニア向けサービスを始めたい方、自社サイトをシニア層でも使えるようにしたい方、どうぞお気軽にご相談ください!
2012年も張り切って皆様のお役にたち、ひいてはワクワクな大人社会を創ることができるよう、がんばります!
どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。
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