シニアとケータイ
50代前半の女性はどんどん携帯を使っている。
そうか、50代前半はシニアとは言わないですね。
「えー、パソコンより携帯のほうが便利じゃない。パソコンは家族も見るけど、携帯ってみないじゃない?」
携帯への愛は、携帯にかかってくる人数が多ければ多いほど比例する。
かかってこない人は携帯を意外と嫌うし
かかってくる人は携帯を嫌いな人の気持ちがわからない。
携帯電話は一種のプライベートゾーンなのだ。(仕事で使わない人にとっては)
今日、Fさんが突然私のところにやってきた。
「僕、携帯でメールを覚えたいんです」
60過ぎたくらいのFさんは、今まで携帯は持っていたのですが、お友達かどなたかに「メールも覚えなさい」といわれたらしく、「僕は携帯でメールがしたい!」
そこで、メールができる機種かをチェック。
どうも、サービスに申し込んでいないらしく、使えない。
「どうやったら使えるの?」
「お店に持っていったらどうでしょうね」
「そうか」と言ったきり、突然Fさんの姿が見えなくなった。
30分後、Fさんが帰ってきた
「買っちゃった」
シニア向けケータイ電話の売れ行き云々がよく言われているが
結局電話もメールもコミュニケーションツール。
相手を提案してあげる事が必要なんだろう。