ヤマはどこにある?
昨日某所にてシニアビジネスの勉強会があった。
色々なデータを見せていただいて、シニア層の自分自身の不認知(所謂ギャップ。それは実はどの世代でも層ですけど)をつくづく感じた。
昔の日本では、女性は老いては子に従え、であった。
しかし、今の日本は「老いても俺について来い。」
「イマドキの若者はしっかりしていない」という若者を育てた責任というのは彼らの頭にはない。
(若者として、シニアビジネスを考えている人として、ここの考え方は譲れない。シニアビジネスは色々学べて楽しいが、一つ不満があるとしたら、シニア層は若者を育てる事を意識するほうが良い。育てるというのは、自分の後についてこさせるのではなく、サポートなのであるという事も。)
だが、現実、会社は若い人が育ってきている。そこの焦燥感もある。
それなりの役職、それなりの部下がいると人はお山に登りがちである。
もしかしたら、定年退職後、シニアビジネスのターゲットになる団塊世代にはさまざまなお山を用意することがいいのではないか?と昨日ふと思った。お山を用意できること。それがシニアビジネスで愛されるコツなのかもしれない。
ただ、いっつも思うのは、どうして男性の視点しか出てこないんでしょうね、データって。
当社の場合は女性比率が圧倒的に高いので、女性のほうが面白いと思うのですけど。