解らないのは使えない。

「パソコン買ったって、インターネットしてるくらい。別に何が楽しいわけじゃない。でももっと楽しみたいから通いたい」
昨日から新宿区のIT講習会がはじまり、いつもとは違う顔ぶれが教室に揃う。
皆さんのパソコンを始めた理由などを雑談タイムに聞いているととても面白い。
昨日、今日はVista講座だったのですが、皆さんXPを使っていて、最近Vistaに買い換えた人が中心。
「新しいのを買っても使いこなしている気がしないんだけど。」と。
彼らが「何ができればパソコンができたことになるのか」ということを好奇心の赴くままに探りながら、一つの事実に突き当たった。
「解らないから使えない」  つまり、「解らないことがおおい」から使えていないと思っている。
インターネットなんて指マークになって、ぽんとクリックして次の情報見て、気になる言葉があったら検索して。
若者にインターネットの仕組みとは、なんて聞いても応えられる人は多くないだろう。
実際、面接で「プロバイダとは?」などの質問をしても「えーと、そういうのって僕知らないんで。」と応えられるのが多い。でも、彼らはパソコンを「使える」と思っている。
一方シニア層は「解からない事が多いから使えていないと思っている。」
今日もTさんに聞かれた、「ログインって何?」
回答して彼女はとても納得したのだが、結局「そういう言葉が解らないから。インターネットって難しいのよね」となる。
新しい事、試してみたい、持ってみたい、やってみたい。
「だって、遅れてるって思われたくないんだもん。」
でも、「難しい言葉があると難しいから解らないと思ってしまう」のも本音。
本当は「普通に使えている」(情報を探せる、クリックできる)のに、「でもやっぱり解らないの」
彼らの「使える」と言う言葉の裏には、「解る」ということが含まれているんじゃないかなと今日感じた。
知ったかぶりじゃなくて、腑に落ちてその言葉が使える。そんな感じが彼らの更なるインターネットの利用を後押しするんじゃないかと思う。解るサイトは安心して使える、解らないサイトは使いたくない、それって当然のことなのに、「解る」という一言が若者よりも奥が深い。
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