「わっかんない」

「どこをクリックすればいいのかわっかんない」と言う。
解らない→クリックしてみよう、というのは若い考え方、わからない→クリックするのやーめた、というのがシニア層だ。
クリック数を少なくしようとする余り、トップページがごちゃごちゃしてしまったり、複雑な言葉を使ってしまうことは多々ある。
今、某社のエンジニアさんが当社のユーザーさんの実際のパソコンを使っている姿を見るために研修にいらしているのですが「思った以上に・その先がわかることしかクリックしない、・検索の仕方が難しそうだ」と仰っている。
なぜ、その言葉をクリックしてもらえないのかと言うと、その先に何が現れるか予測がつかないからである。もちろん、それだけではない。それだけではないが、これだと思ってクリックし、そのページが自分が思ったものと違うと思わず戻るボタンを押してしまう。本当はそのページであっていても、「違った!」と思い込んでしまう。
昔々、3秒以内にページが表示されること、と言うのがあった。(懐かしい)
■ 今のウェブに求められていること
・トップページからどこをクリックするとどのページに飛んでいくのか(という表現を使う。飛ぶのだ。)直感的に解る=ユーザーの言葉を使う。ユーザーの視点でカテゴライズする。
・3秒以内、というよりも見た瞬間に、飛んだ先のページが何であるか、何を伝えたいのか解ること、そのページが何を提供してくれるのかわかること
それが重要だ。