事実2.シニアは「シニア向け」を買いたいわけではない。

世の中には年代別の雑誌がたくさんある。特にファッション誌。
残念ながら、私はファッション誌については全く詳しくないが、私がセブンティーンなんて読んでいたらぶんぶく茶釜が臍で茶を沸かしてしまいそうだし、小学1年生なんてもってのほかだ。
しかし、シニア向けの雑誌ってなんだろう?昔調べた資料だと、50歳代女性で人気の雑誌はクロワッサン(料理)だったり、オレンジページだったり。別に、オレンジページ(略してオレペ)は私も中学時代から読んできたし(読むだけ)年代は関係ない。
いきいき、などの健康雑誌?確かにそうかもしれない。でも、健康雑誌だけがシニア向けではない。色々な会社が保有しているシニアデータのDMや季刊誌などは「シニア向け」に作られていても、「届けられる」ものであって、自ら購入するものではない。
シニアが自ら買うもの。買う情報。「大人のOFF」?「サライ」?(ちょっと若いですね)「マスターズ」?
デパートに行くと、わたしが買う売り場でシニアの人も多い。別に、私がシニアということではない。シニア向けのものを買うわけではない。同じ物を買っているのだ。そして、私も時折大人のOFFを読む。


事実2.
シニア層は、シニア向けのものを買いたいわけではない。
買いたいものを買っているだけだ

そういえば、昔々、「欲しいものが、欲しいわ。」というセンセーショナル(当時)な広告があった。
今では当たり前のこと(らしい)、当時はそんなことは無かった。(らしい)
シニア層だって同じ事だ。
あなたらしさという押し付け、シニアらしさと言う押し付け、いまどきのシニアらしさの押し付け入らない。
年を取る事を忘れた、年齢を重ねた少年少女が
欲しいものが欲しい。
だから、お仕着せのシニア向け商品なんて買わない。必要なものを買う。
あなたにとってはシニア向けでも、それは私向けではない。
だから、最近のシニアは「自分は若い」と思うのかもしれない。それが、現在ある商品と気持ちのギャップ。
50歳代の化粧品、よりも、シミシワタルミが気になる化粧品を買う。だって、気になるんだもの。
ネットでもそう。シニア向け製品を扱っていないからといって、シニアのことを考えなくて言い訳ではない。
若者と同じ物を買うのであれば、ウェブサイトはシニアでも使えるようにしなければ、大きな消費者を逃してしまう。
シニアは特別な人たちではないし、特別なものを欲しているわけではない。
あなたのサイトでは、シニアを特別視していませんか?
そして、シニアも買う商品を扱っているサイトは、シニアも使う情報を扱っているサイトは
シニア層を思いっきりフルスイング三振!な状態で逃していませんか?