自分を表現する

シニア層を表す言葉は沢山ありますね。
それだけで1冊の本が書けちゃいそうなほど(笑)
まぁ、なんでもいいのですよ。だって、本人達がそう呼ばれている事に気づいていないのですから。
そう呼んで喜んでいるのは周りの人たちだけなのですから。
さて、うちのお教室の半分はシニア層で出来ている。(バファリンのCM風に。(注)正確には75%)
現場週間の本日は、朝からオオワラワです。
そんな中、1本の電話が。
「ね、私、年なのよ。」そんな電話、よくある話。
「それでもできるかしら」
「できますよ。」自分が可能性を諦めない限り、人にできない事は無い。というのが私の持論だ。


「ね、私、年なの」
「大丈夫ですよ。うちのお教室は比較的年齢が高くてデスネ、平均年齢もだいたい60歳を越えておりますし、最高年齢は86歳ですから。それでも表計算とかバリバリしてますから。(コレほんと。)」
「あ、そうなの、それはよかった。で」
「で?」
「熟年割引ってある?」
今まで、シニア割引・シルバー割引、をせがまれた事はありますが、このたび「熟年」という言葉が出てきました。
そういう言葉って実は凄い大切で、どのように自分達が自分達の事を表現しているかって、その人たちの意識がしっかりでるんですよね。
自分の事を「もうおじいちゃんだから」といえば、その人はおじいちゃんとしての意識をどこかにかかえていることになるし、75過ぎていても「ぶいぶい」言っている人は(豚じゃない!)かっこいい意識をもっている。
言葉に言霊があるようにどのような言葉を使うかって事がとっても大切なのだ。そして、それは意識をはかるモノサシになる。(これが測れなくちゃ教育/接客なんてできないので、接客をしていると必然的にフィールドワークをしている状況になるのですよ。)