4年前と今

昨日、記者さんがいらして、教室の写真をいくつか撮影していかれました。
今、教室は年賀状シーズンもありごった返している。机を超えて雑談している人もいれば、黙々としている人もいる。(うちの教室は普通のパソコン教室とはちょっと違うスタイルなので、イメージがつきにくいかと思いますが)
私がこの業務にかかわりだして丸4年半になります。
「4年前と今、シニア層がパソコンをはじめる理由は変わりましたか?」と記者さんに聞かれた。
それはいろいろな企業の方に聞かれるので、詳細は私と直接会ったときのお楽しみ、ということにして簡単なところだけ。
4年前と今、だいぶ変わりました。4年前の「シニア層に対する宣伝文句」と「いまのシニア層に対する宣伝文句」もだいぶ変化を遂げました。店頭で教室の紹介をする紹介文句もかなり変わってきました。たった4年、されど4年。
「生徒さんはなんか変わったことがありますか?」
「元気ですけど」というオチではなくて。(笑)


これも詳しくはお会いしたとき、ということで、概要だけ。
昔は目的が薄い人が多く、今はある程度パソコンを使っている人が多い。(解らないところを聞きたい)
#うちは、扱っているソフトがかなり幅広いので・・・。
が、
これには実は大問題があって、「私、使っているんです」という人ほど、実は、基本的なことを解っていないので、本当はすごく簡単なことなのにものすごくややこしくさせてしまっている。
#実際、若い方でもいろいろな方にワードやパワポのファイルとか送っていただいているんですけど、「あー。これ作るのに時間もっと短縮できるのになぁ」という作り方をしているファイルを送ってくださる方はものすごく多いです。すごく時間がもったいないなぁ。と思うのです。今ある機能でごまかせるから、そのまま作ってしまう。しかし、本当はもっと便利な機能がある。
ある程度使っているシニア層がうちに通うと「なるほど!今までこんなこと気づかなかった!」と在校期間が長くなる。そこで、出てくる。「私、インターネットも自己流だから、ちょっと勉強してみようかしら」
そして、使っていただく。
その経験のすべてがこのブログの2年間以上の重みにつながるわけですが
なるほどなー。シニア層はまだPCが使えないわけだ。と思う、特徴的な行動をする。
どこかに通っている人なんて本当に氷山の一角で。
使えると思っているけど、本当は使えない人はまだまだいるんだなぁと思う、今日この頃。
4年前は「出来ない人が多かった」。今は「少しは出来ると思っている人が多い」
それがこの4年の違いなんだろうなぁ。(その意識の違いが、学習に対する態度の違いになり、新しいものを覚えるときの違いにつながる。)
ついでの雑感、シニア層がシニア層の話をするときに高齢者の話になり、若者がシニア層の話をするときは団塊の世代になり、女子大生がおじさんの話をするのは☆才からの人の話になる。