言葉が自分を創る!

よく、「言い続けてれば叶う」といいますよね。
小さい頃からいつも一番前だった私は「大きくなる、大きくなる」といい続けたら身長は大きくならずに態度だけ大きくなりましたとさ。
という、ネタのブログじゃないんです。(最近、現場に多くいるようにしてたらオヤジギャグが止まらないのです。)
先ほど話していたKさん(55歳)。
「マミコさん、ちょっと聞いてよ!」
「どうしましたどうしました」(2度繰り返すのは加齢の証拠)
「この間ね、新宿区の求人募集見てたら・・・


55歳からは高齢者求人って書いてあったの!」
「・・・・・・。」(どう反応すれば良いのか?)
「私ね、今まで自分のこと中高年だと思っていたの。でも、中高年って54歳までで55歳からは高齢者なんですって。もうショックで寝込むかと思っちゃった。」
(ショックで煮込む!?かぼちゃ食べたい・・・。)と妄想する私。
「もおね、私、自分が高齢者だと思ったら、ほら、ヒールとかやめて、なんとかフリーとか、フリーサイズとかの服かって」
「いやいや、フリーサイズ、それ違いますから」と丁寧にツッコム私。
「でもさ、ほら、転ばないような靴とかかって。もうそんな感じよねー。ほんとに悲しい」
「失礼しちゃいますよね。」と答える私。本当にKさんは面白い。
彼女たちにとってらくらくホンとか、高齢者対応、というのは75歳以上の人が受けるものだと思っている。75歳くらいになるとご自身たちもご自分自身のためだと思っている。まさか、何とかフリーが(こそあど言葉が多くなるのも加齢の証拠)自分のためだとは思っていない。露ほどにも。
「ね、私たちだって若いんだから、なんかいい言葉ないかしらね」
「いろいろあるみたいですよ、熟年とか。翔年とか。壮年とか。ニューシニアとか。」
「聞いたことない・・・。」
自分啓蒙本とかには、自分が常日頃唱える言葉になるという。
自分を若者である、と定義するにはちょっと年が行っているけど「高齢者ではない」と思っている彼女たち。
彼女たちにいい言葉はなんなんでしょうね。しかし、周りが高齢者扱いをしだしたらぐっと老けちゃうんでしょうねぇ。