シニア層と携帯
今週、Sさんによる携帯電話講座が開かれる。
その練習?に2人のシニア層(60歳代後半)にヒアリング。
「ケータイって解んないのよね」とKさんが言っていたから、私も勝手に電話は受信専門、と言うイメージを抱いていた。50歳代後半~60歳代前半の人は皆メールをちゃかちゃか使っているが、60歳代後半は無理だと思っていた。
「私はできるわよー」とKさんが笑う。「うちの主人はだめね、ケータイでメールするのは家族だけ。笑っちゃうわよね。」
私の中ではKさんがばりばり使うイメージがなかっただけちょっと驚いてしまった。
「QRコードって便利よね」とKさんが言う。
QRコードとシニア、と言う言葉も結びつかなかったのでビックリしてしまった。
「でも、主人は使えないわよ。私はねー、便利だから使っちゃう。ピッてやればいいんだからね。」
次に聞いたYさんは「お店とか突然探すのに便利じゃない?ケータイって。」
Sさんも私も「ケータイ講座」と言えば「はい、それでは文字を打ってみましょう」から始まるのではないかと思っていたのだ。急いで講座を組み立てなおす。
女性にとってはケータイは気軽なツールである。パソコンのように家族共同じゃないし、小さな時間でいじれるのもポイント高い。パソコンは覗かれる可能性も高いがケータイは少ない。
シニア層は進化している。
私たちもそれにくっついていかねば、と、意識をもったのであった。
Sさん、ケータイ講座、がんばりましょうね♪