いいサイトってナンだろう?

Kさんのはなし。
お家をリフォームするのに、業者をインターネットで探している。「なーんか、いまいち難しいのよね」
Aさんが彼女にインターネットで捜し方を教える。
「ほしい情報って本当に見つからないのよね。例えば家に入るんだから、会社概要って直ぐにみたいじゃない。なのに、ほしいものが載っていない。載っているのかも知れないけど探せないのよ」
「問い合わせしたくても、どこみりゃいいんだか解らないのよね~」
「シニア層にとっていいサイトってどういうサイトですかね」という質問が某所で寄せられた。
「いいサイト」というのを定義するのは「いい人」を定義するくらい難しい。
ただ、一ついえるのは、「欲しい情報を得られる」ことが挙げられると思う。
件のKさんは、リフォーム会社について「自分の要望が叶えられるかどうか」をまず基本とし、ウェブサイトに問い合わせしてみたくなる情報を探した。まずそれが見つからなかった。リフォームしまっせ、まずは問い合わせと言われても、問い合わせをすれば一杯しゃべらなくちゃいけないのだから、できる限り「それはできます、いくらです」と言ってくれそうな会社を探す。
探したところで、電話番号が見つからない。
そのサイトが何を提供しているかにも寄りますが、もし、「広告代わりに」と思っているのであれば、きちんとユーザーのニーズにこたえているか、電話するのが面倒くさそうだな、と思わせないことも重要なのだ。
電話電話と書いて思い出したが
シニア層はすぐに「ああ、電話すればいいのね」と仰る。
だから、電話番号はおーきくかきましょー。というのでは能がない。
電話をするということを思い浮かべて欲しい。
色々自分の情報を話して、「あー、面倒くさいな」と思っている。
ということは、電話した瞬間に「今このページ見ているのよ」と伝えられれば楽なわけである。
ということで、いいサイト、というのは自ら欲しい情報を得られて、尚且つそれに対してすぐにアプローチできるサイトの事をいうのである。そのため「どうやったらいいサイトになりますかね」というのはちょいとナンセンスな気もするのだ。まずは、自分のサイトがユーザーになにを伝えたいかから考えないとね。
#ココログメンテナンスで更新が遅れました。たくさん書きたいことがあったのですが、暑さで溶けてしまいました。徐々に調子を取り戻しますので今後も宜しくお願いいたします。その間にメルマガを久しぶりに発行。なぜ三洋電機は点数が低かったのか、を出しました。