学生さんと就職活動
復活第一号は、シニアの話題ではなく、学生の話題。
(多分、まだ誰も見てないうちに。)
ここ3年くらい、縁あってなぜか就職活動のアドバイスとかをすることが多い。
そんな中、今日、学生クンに言われた。
「リ○ナビは40社以上登録しろって言っているんですよ」
思わず目を見開いた。
40社の数に驚いたわけではなく
推奨していることに。である。
自分は所謂「就職活動」を大失敗した。
そして、起業したりいろいろして
縁あって大学卒業とともに就職し、
そして本当に人に恵まれて今に至っている。
さらに、現在では採用する立場になっている。
だからこそ、いろいろな視点で就職活動を観察できると思っている。
で、だ。
だからこそ、だからこそ、
40社少なくとも登録しろというリ○ナビに驚いているのだ。
とりあえず送られたレベルのエントリーシートを何千枚も読んでいる
担当者の気分にならないのだろうか。
どこの会社を受けてもいいような同じような内容で
ラブレターを100枚貰ったけど
ちょ、私の名前変えて、花子ちゃんにしても
通用するじゃんwwwみたいながっくり感。
合コンで、君かわいいねと
手当たり次第声をかけているような。
そうすると、足切りが発生する。
婚活中であれば、年収何万以上じゃなくちゃいやよ、とか、
身長何センチ以上じゃなくちゃいやよ的な、アレである。
それが、就活だと、学歴になり、SPIなどのテストになる。
その足キリを超えないと履歴書を見てもらえない。
(もちろん、そうじゃないところもある。)
そして学生は、自己否定(これもよくわからんが)された気分になる。
何かのせいにしたくなる。
焦るからどんどん受けてしまう。
企業の方も疲れているから嫌になる。
そんな、お互い疲れて嫌になる就活なんて
なんて辛いんだろう、と思う。
なんか、いろいろ「すべき道」「やるべきこと」
所謂「常識」とか「世間体」とかが
たくさん人を縛っているように見える。
それが正しいのかどうか振り返るタイミングがあればいいのだけど
大体は疑問に思わず大人になってシニアになる。
シニアをたくさん見ていると
若いうちの教育ってすごく人を左右するんだなと思う。
シニアになってから変わることはできるのか?
それは今実験中ではあるが
若いうちにどんな人に会って、どんな影響を受けて
疑問を持つ訓練をして、発表する訓練を受けることって必要なんだなと思う。
ということで、幸せな就活のために
会社に自分を選んでもらおうとか
そういう活動もいいけど
もっともっと、違う就職活動はできないかな、と思う。
例えば一人10社しか受けちゃダメ。とか。
いつもシニアに話が行ってしまうのだが、
シニア層の就活も残念なことが多い。
もっと自分を違う形で
相手に届くようにPRすればいいのに、と思う。
でも、就職したいという焦りが
履歴書を台無しにしているケースを何度も見ている。
大人になってからの自己分析も大事だ。
と、話がまとまらなくなったところで今日はここまで。
※本ブログはまとめの前の草稿段階でポストしてます。
※まとめた状態は公式サイトにアップされますのでご容赦を。