まわり道こそ、花が見える
当社は17年目に突入しました。
色々お世話になっている皆様に、改めて御礼申し上げます。
昨年は、お世話になっている方をお招きして小さなパーティをしたが、今年は社内だけで小さくお祝いをすることになっている。
16年も、なのか、16年しか、なのかは判断がつかないが
まるで私が歌う歌の音程のように、あがりもしない、下がりもしない規模感。
去年のパーティで何十年ぶりにかに会った方には「真っ先につぶれるかと思っていたよ」と言われた。さらに、今は亡きFさんは生前、「そのくらいの規模感でも継続ってできるんだね。そういう幸せの形もありかもね」と笑顔で辛らつに言ってきたことも忘れられない。彼はいつもそういう風な言い方をしていた。あの言い方を聞けないのがとてもさみしい。
ところで、去年の今頃、私は違和感の端っこにいた。毎日、少しずつ違和感が増えていった。
自分は、その部分についてできる!という自信が崩れはじめ、その後、試行錯誤と混乱を引き起こし、かなりつらい時期に入った、その入り口だった。
詳細はぼかすが、まあ、大変だったのだ。本当にいろいろな方に愚痴を聞いていただいた。私はかなり仮説検証が好きな方だが、事実は小説より奇なり、まったく結果が出ず、かなり振り回された。
そんなことを先日話していたら「まわり道こそ花が見える」という言葉が浮かんだ。確かに、その「大変さ」からいろいろな学びを得た。「大変だ」という人の言葉を重く受け止められるようになったし、働き方改革で上司を鬱にしてはいけない!と思うようにもなった。
まわり道をして、見える花がある。
まっすぐは常に気持ちがいいけれども、この規模だからこそできるまわり道を楽しんで、17年目にバトンを渡したい。
17年目は、ますます人を幸せにする研修を広めていきたい。
受講した人と上司に共通概念ができてきちんと会話ができる幸せを伝えていきたい。そのための数学であり、そのためのPC研修。どうして指示が伝わらないんだろうと思ったら、言葉の解釈が全然違うなんてこともある。つまり、言葉が伝わっていないのに、どうして指示ができようか。なんてストレスからくるいがみ合いをなくしたい。
受講した人が、逃げずに立ち向かえる強さと、逃げていたストレスから解放される研修をお届けしたい。頑張る人を応援する。試行錯誤する人を応援する。そういう17年目、がんばります。どうぞよろしくお願いいたします。