客観/主観
昨日、自宅近くの馴染みのイタリアンレストランで遅い夕食を取っていたら、先客におじさん&おばさんの団体がいた。
我が家の近くにはホールがあるのですが、オーナー曰く、そのホールで音楽界があった時に打ち上げで使っているのだと。30人も入ればいっぱいのレストランに20人は余裕で超えているだろうか。「ガハハハハ」「うわはははは」とおじさま特有の笑い声が響く。
推定年齢65歳~75歳、最少年齢が56歳くらいだろうか。青春を楽しんでいる様子だ。
その中に3人、私のような若い女の子がいた。
囲まれているなぁ、と思った。
若い人は通常の若い人らしくおじさまがたのお話を真摯に聞いていた(私は一緒にドンちゃん騒ぎする人)
その若い人を見ながら「いつも、おじさま方は若者の延長にある」という持論はウソだと思った。明らかに違う。そして、それを思った時に、これがいつも、私が打ち合わせをしている方々の視点なんだと気づいた。
仲の良いレストランのオーナーが「すみませんねえ、騒がしくて」と誤りにいらした。
多分、私がずっとそちらの団体を見て観察していたからに違いない。(笑)職業病だ。
その瞬間、「いや、いつもこういうメンバーで呑んでいるなぁ」と我に返った。それまで、多少若い子に同情していたからかもしれない。その、世代間の違いさ加減に。
そう思ったときに、「私があの中にいたら一緒にはしゃいでるな」と反省に似たようなことを思った。誰よりもどこよりも盛り上がっているだろう。多分、お互いに歳の違いを大きく感じないだろう。そして、「ぼくはまだ若い」と思わせる。それが、主観。
シニア層を捕らえられないのは、この客観と主観がどちらも冷静ではないという事があるんだと思う。客観ではないか、若者の主観かもしれない。
世代が違う、いずれなる道、という若者の考え
うわぁ、近づいているよ、というちょっと反発に似た40歳後半の考え(喧嘩を売っているわけではなく)
同じだよ!同じだよ!若いよ!という50代の考え。
色々な立場に立てる今の状況だから、面白がれるとは思うのですが・・・。
団塊世代の市場の成熟はもうちょっと先かなあ。土台を作るのは今のうちですけど(ポートフォリオのStar部分)、CashCowになるのはもうちょいさ気のような、もしかしたら、投資をするだけして刈り取りは少ないかもなあと思いつつ、思いつつ、三連休(私には関係ない)に突入するのでした。
私信ですが、暖房は相変わらず良くなりません。部品を取り寄せるのに世間様は三連休に突入。
この寒さをしのぐには「いっぱいやりますか」と朝から芸者マーチ。偶然一同昭和一桁。それでも寒いです。えーん。