ジェネレーション

「何をいまさら」ですが、年末自宅にいなかったので、実は、昨夜紅白歌合戦をビデオで見ました。
妹(20歳)が好きなタレントが出るのに友達にビデオを撮ってもらっていたので一緒に見たのです。(イイワケ)あまり期待していなかったのですが、私の好きな歌手が出てたり意外と楽しんでました♪
途中アリス(団塊世代)が出てきたり、戦後60年を振り返ってみたりと非常に面白かったのですが、つくづく感じたのが「ジェネレーション。」
40歳代の方と話すと(人物特定しているわけではなく、汎用的ですよー!!!)「団塊世代と音楽の話が合う」という話で盛り上がるのですが、音楽好きな方には音楽がジェネレーションを切るキーワードになるんですよね。「同じ音楽とか、聴いてるんだよね」と30代後半~40歳台中盤の方までが声をそろえる。


それでいつも思い出すのが、私の小学校時代だ。私は(今の私からは想像できないほど)厳しい小学校に通っていた。そのときのPTAの話題の中心が「明星(当時のアイドル雑誌)」を買っていいかどうか、ということであった。「男性にうつつを抜かすなど、勉強の妨げになる。」
私は丁度団塊JRで(三浦氏の定義による)親の世代が「古いタイプ」と「新しいタイプ」に分かれていた。「私たちだってグループサウンズを好きだし、小さい頃はタイガースのオッカケをしていたし」という親もいれば「そんなはしたない事!」と仰るお母様もいた。(今でもいるだろうけど)
その感覚を小5の時に非常に新鮮に感じた。
しかし、そういう感覚を持っているから、じゃぁ、新しいものは何でもウェルカムかというと、50歳代とカラオケにいくとやはりフォークソングとか、懐メロになっている。(だから、私とカラオケに行く人は私のレパートリーの古さに驚く。職業病です。)それが妙にしっくり来るのだ。
古いとか、新しいとか、評価はいらないんです。
モー娘。を見て、西川貴教君を見て、小池徹平君をみて、彼らが歌っているのを見てなんだかちょっとついていけないなぁ(ああ、なんて徹平君はかわいいんだろう。)と思っているから、古いんじゃなくて、アリスを良しとして、ビートルズで開眼して、石原裕次郎でしびれた、そういう世代なんだって、評価せずに真正面から向いて欲しい。自分との比較は、シニアビジネスには必要ないし、自分の理想を押し付ける事も出来ない。
紅白を見ていて、そういうもんなんだと、つくづく感じました。ええ、あけましておめでとうございました。