オレは大正生まれ♪

小ねたの日曜日です♪(日曜日は現場の日)
さて、最近立て続けに大正生まれの方がお入りになる。
正直、先日まで75を過ぎたらがくっと学習能力がおちる・・・はじめるなら74歳までに!というお話をいろいろな方にしていました。
まったく最初からはじめるのは74歳くらいが限度、75歳くらいからは覚えるより忘れるほうが早いと覚悟し、焦らないでパソコンに向かってください。というお話をしていました。
ところが、最近入った83歳ブラザーズ。
これがすごいんですよ。ノリノリのワルワルといいますか、一人はイラストレーターを習いに来ているのですが、その辺の50歳代後半のおばさまよりずっと学習が早い。
もう一人の83歳のお兄さんは、私をどうにか呑みに誘おうと毎回がんばっていらっしゃる。(笑)
私のもう一人の83歳ダーリンは、私と毎月のように呑んで騒ぐ。
もちろん、昔からパソコンを触っているというのもあるし、「オレはじじーだから忘れるほうが早いよ!ワハハ」と笑ったりもされますが、学習力はそこまで劣るものでもない。そして、みんな好奇心の塊である。
彼らの共通項といえば・・・


目と耳がそこまで悪くない、ということが挙げられると思う。
もちろん、全員老眼をかけているし、はっきりしゃべらないと「?」と顔をされますが、お腹の底から声を出さなくちゃいけないというほどでもない。(他にも80歳代、70歳代はいますが、ゆっくり、大きな声でしゃべることが多いです)
耳が遠くなるということ、それは、タイでタイ語に囲まれている気分と同じなんじゃないかと思う。
あ、それはタイ語がどうのというんじゃなくて、私がタイ語をまったくわからないのと、タイが暑いのでなーんとなく、話を聞いているだけで疲れてしまう。(インドは耳に慣れているのでそこまで疲れないです。)
なーんかいってる、でも、言ってることが良く解らない。それが大きなストレスになって、「あたらしいものやーめた」「めんどくさいなりー」となるのではないかと。耳が悪いと文字を読むのもしんどくなる。もちろん、老眼もあるだろう。めがねをかけなおす、焦点が合うように画面に顔をあわせる。「めーんどくさい」「別になくてもいいんジャン?」
しかし、大正生まれブラザーズは、大きくない声でもしっかり聞こえる。ゆっくり話さなくてもノリツッコミが聞く(そこか!)
そこに、他の人との違いがあるのではないかと、思うのである。
というのも、仲良しの78歳が、最近「うううう。。。ちょっと仰ってることにつじつまが合わなくなってきた」と思うことが多くなってきている。元々耳が遠い方なのですが、やはり遠いがゆえに何度も聞きなおす、聞きなおすたびに同じことを言う、多分、それってお互いに疲れてくるんだろうなぁと。となると、耳ってものすごく重要なのではないかと思うのです。インターネットにしても、新しい機械にしても。目で読んだものを耳で解釈する。耳障りの心地良い言葉が実はシニアビジネスを勝ち進んでいくのじゃないかと思うのに座布団3枚。