いごこち

先日、妹(新卒)の会社で忘年会があったそうです
我が家は姉妹で年が離れているのですが(長女と三女が10歳差。私は真ん中)話題も比較的妹が中心で自分では妹との年の差をあまり感じたことがありません。(体重は彼女のほうが上ですし。)
よく、年の差姉妹は話すことがない、などと聞きますが、そんなことはなく、うちは3人いれば私以外の二人が永遠にしゃべり続けています。(ちなみに、信じられないことに、3人の中では私が無口キャラと、自分を思っている)
さて、その忘年会の中で「もりちゃん(妹)は本当にオジサン受けがいいよね」と言われたそうな。
帰ってきて嬉しそうにその話をしたものだから、「で、誰がおじさんなの?」と聞いてみたら、なんと、私と同い年ぐらいの人たちを指しているというではないか。許すまじ。私がおじさんといったら70歳過ぎなのに(それも変だといわれる)
ところで、シニア。
私は若いと思っている。僕はほかの人に比べて若いと思っている。
その割に、若い子と話しても話が通じないとも思っている。
これは矛盾じゃないか?とふと、そんな話題になった。
口コミでも何歳の人が書いたか知りたい、同じくらいの年の人と話したい、60の人が20の人とじゃ話が合わない。
でも、同い年の仲間ばかりは老けそう、お友達はみな老けているけど僕は若いんだよね。
あれあれ?
妹の忘年会で私と同い年ぐらいの若い人が妹に「もりちゃん(妹)は若いのに話が普通にできるよね」と言われたと。「まあ、うちはお姉ちゃんが結構年なので」と言ったと聞いて、思わず妹の着ているカンガルーパジャマの尻尾をふんずけてやった。
年相応、というのがある。
若すぎもせず、年過ぎもせず。
ジャニーズと言えば光ゲンジだよね、という私と「やっぱりなんとかでしょ」と言う女子高生と。
それは、年齢を与えられて、あなたはミソジだから光ゲンジです、とか、あなたは25歳だからV6ですとか、そういうのじゃなくて、その年齢相応に好きになる場所とかアイドルとか、話題とか、場所とかがある。
年齢で場所を与えられるんじゃなくて、そういう場所をネットでも、リアルでも与えられること。
それが、そういう年齢の人が集まるんじゃないかと思う。
かくいうわが社も対外的にはシニア向けパソコン教室、と言っていますが、ご本人たちにはシニア向けですと言ったことはありません。シニアの方が多いです。とはいいますけど。
しかし、そこに集う人々が作る雰囲気、醸し出す感じがシニア向けなんだなあと思います。
年齢で区切るサービスがいろいろはやっておりますが、本当はそういう場所を作為的に作ってそういうところに居ついていただく、というのが一番強いのではないかと。ネットでも、リアルでも。