どう説明する?

ウィンドウズとマックってどう違うの?
昔良く聞かれた質問。
「OSが違うんですよ」なんていう説明は彼らには必要ない。
必要ある人以外、必要ない。
ただ、「どうちがうのか、それが私の生活に関係があるのか」が知りたいだけ。


正確な答えは世の中にある。
ただし、それを答える事が正解ではない。
「マウスのボタンが1個か2個か」それも、ちょっと違う。
事実はそうだけど、彼らの求めている答えではない。
「えー、マクドナルドとウィンドウズ?」
そんなボケもいらない。(突っ込みもいらない)→東日本人ネタですね。
昔、システム大好きな人に「あなただったらどう答える?」という質問と共に「私はこう答えたんだけど」と、言って見たことがある。
彼はそれを聞いて「それは違う。厳密に言うと全然違う。」と言ってきた。
確かに私の言っていることは違うかもしれないが、(だからあえて答えは書かないが)
多分、彼の説明と私の説明で「なるほどー!」といえるのは私の説明だ。間違いなく。
正確な事が知りたいんじゃない。
定義なんて知らなくてもいい。
概念と、それがどういう「感じ」なのかが知りたいのだ。
小学校のときに、電気回路の授業で、先生が「池袋の駅と高田馬場の駅の改札みたいな物だよ。イケブクロは沢山人が通れるでしょ、高田馬場は余り通れないでしょ。だから、熱が溜まるし・・・」みたいな。
外骨格の説明を受けたときに「ピンポンだまみたいな物だよ」と説明をしてくれたように。
イメージが湧くことが、先ずはとっかかり、「へー、楽しそう、で、本当は?(本当だけど)」のきっかけなのだ。
パロアルト研究所云々、なんて説明は欲していない。そこを間違えてはいけない。(昔、面接のときにその質問をしたら見事歴史を語ってくださったので「物知りだなー」とは思った物の、聞いている途中で眠くなってしまった。そんなものです。)
どう伝えるか、その言葉が伝わっているか。
それに尽きる。操作性も、説明書(一部)も。
薀蓄を語るんじゃ二流。その人に伝わってそれは初めて、会話になる。ってこと。
(あ、でもへぇぇぇぇ、な薀蓄は面白いです。魚偏なんて盛り上がる。出世魚の話とか。)