シニア・シルバー向けビジネスの問題点

つまり、シニア層についての認識不足が、シニア・シルバー・団塊世代・高齢者向けビジネスの最大の問題点なのだということである。
このことについては本家のウェブサイトに近々アップいたしますが
・若者は「おじさん・おばさん」だと思っている
・シニア層は「私は若者だと思っている」
ここが、男女のような溝があるわけです。
「イマドキのシニアは若い」といえども、若者から見たら、若くないのだ。
若く見えますね。という言葉についてよく考えるべきなのである。
ちなみに、私はシニア層を中心として見ているので、シニア層はとても若く感じる。
しかし、私が言う「若いですね」と一般的な若者が言う「若いですね」は大きな隔たりがあるのだ。
そこをきちんと認識する必要がある。
当社では、あたりまえのように65歳でも「若いですね」といえるようになればようやく0.8人前だ。
そういう現場なので、75歳だろうが、宇宙人だろうが驚かない。いや、宇宙人は驚く。(と、一人でツッコム)
でも、現場を離れたら、私も55歳ですごく若い方に会うと「お若いですねー」と一般的な反応をしてしまい、若者がシニア層に対してこのように思っているのだなと時折実感することができる。


男女は(基本的には)どうあがいても超えることができない壁がある。
しかし、老若は、いずれそうなる。壁は存在しないはずだ。
どこに壁があるのかわからない。しかし、壁はある。
私も中学生と話していて、「おんなじだ!成長してない!」と思うこともあるし、時折年代の違いを実感することもある。(なんせ、すでに平成生まれだ。平成ぽんぽこ狸合戦!なんて知らない子のほうが多い。どってんかいめいタスマニア、じゃないんですよー。どってんめいかい、なんですよ。知る人ぞ知るネタですみません。同世代でも知らない人のほうが多いと思います)
私は、若いスタッフと呑みに行って同じ目線で見ていると思っている。話が合うとおもっている。
しかし、先日、しみじみと「同じ目線で話してくださってありがとうございます」といわれた瞬間、背筋が寒くなった。
そうなのか。多分、私が本当に若かったら目線なんて気にならないのに。
思いがずれているのだ。
そして、ずれているまま、先に進んでいるのだ。

その視線、シニアをフィルターなしで見てます?

不安なときはお気軽にご連絡を!気軽に一緒に呑みに行きましょう♪(日本酒好きが最高。下戸はNG.)
(ちなみに、写真の変更を真剣に検討中。誕生日にあわせて変えます・・・。)