なんとか
「まみちゃーん」と、電話がかかってきた。
#どうでもいい話ですが、昔からうちに在籍されている方は、私のことを「まみちゃん」という。「永遠の孫娘」というポジショニングを獲得するよう努めた私の作戦ですが。。。。自分が年をとることを忘れていた。ちぃと恥ずかしい
「なんだかさー、アップデートってのが出てきたよ」
「なんのアップデートですか?」
「なんとかコンテンツって書いてある」
インターネットの世界で、たいていの大切な言葉はカタカナで出来てあり、そして、多くのシニア層はカタカナや英語を読まないで説明を終わらせようとするので、重要な部分ほど「なんとか」と書いている。バファリンの半分はやさしさだが、インターネットの半分は「なんとか。」
→英語を読む人もいるのですが、いらないところも読まれるのでものすごく時間が長い。リターンメールの説明を電話でするときなんて本当に最悪。daemon なんて絶対に読めないし。
そして、その何とかコンテンツをアップデートすべきかどうか
「まみちゃん、これっているの?」
「えーと、ソフトにもよるんですが」
「マイクロメディアフラッシュって書いてある」(絶対マクロメディアだ)
「あ、じゃぁアップデートしちゃっていいですよ」
「何に使うの?」
「映像を見たりとか」
「ああ、テレビを見るのに使うの?」
「・・・。うーん、テレビではないんですけどね、インターネットで動く画像とか見るのに必要なんで」
「今まで見たことある?」
その方は普通にインターネットをされている
「あると思いますよー」
「無料?いれたら請求書とか来ない?」
「大丈夫ですよー」
という会話が繰り広げられた。
インターネットの言葉は難しい。
どうにかならないものですかね?